「業績を上げるにはどうしたら良いのか?」という相談をよく受けます。
様々な側面からのアプローチはありますが、
「育成が大事だ。」「社員のモティベーションを上げる」という見解に終始
する人は、大抵は、何にどう手を打つのかが曖昧な場合が多いですね。
こと業績においてに限り、すぐに手を打たねばならない場合、私は以下に基づいて、
その場で一旦の策を決めきることにしています。
「モティベーションを上げる」というのは、具体策が決まった後の問題です。
一年もない短期の損益において、利益を上げるには大きくは二つしか手はありません。
「利益」が出る公式を単純化してみると、「利益=粗利額-経費」です。
よって、利益を上げるには
A・粗利額を上げる
B・コストを下げる
この二つ以外にはありません。
この二つをさらに分解していくと、結論として、打つ手は6つしかありません。
①客数を上げる
②客単価を上げる
③粗利率の高い商品の売上構成比を上げる
④売上構成比の高い商品の粗利率を上げる
⑤コストそのもの(人件費や販管費)を下げる
⑥必要時間を減らす
この中からの選択と意思決定です。
どれかを取れば、どれかに負担がかかるのが普通です。
最も良い選択をする為には、それぞれにさらに具体案を出し、取捨選択をする必要が
あります。
「売上も上げろ、粗利率も落とすな、経費は下げる」と無責任な指示を出すトップ・リーダーが
いますが、そういう人にとってはこれは意味がありませんから、これ以上読むのはやめた
方がいいでしょうね。
次の更新でそれぞれに、説明していきます。
打つ手を先に決めよう。
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