午前3時の「POPEYE」創刊号 | 坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

坪井秀樹の起業実験日記 いくつになっても「理由なき反抗期」

反抗しているんじゃない。反抗期が続いているだけなのさ。

東京は両国から、「ニット」こと岡崎さん(丸安毛糸株式会社・社長)が来てくれました。


ニットのブログ

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http://ameblo.jp/okazaki-maruyasu/


名古屋に入るのが遅くて、夜10時半から会ったのですが、話がつきなくて、

気付いたら深夜の3時過ぎだっつーの(笑)。


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このブログにも何度も登場してくれていますが、お互い忙しかったようで、会えたのは


久しぶり。



ニットは、先日もロシアからパリへの遠征から帰ってきたばかりで、世界を股にかけての


精力的な活躍は相変わらず。


私より2歳年上なんだけど、その積極的な行動力と、チャレンジ精神には刺激を


受けまくります。




この日、ニットが「どうしても渡しておきたいモノがある。」と


お土産で持ってきてくれたのがコレ!


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驚きました!雑誌「POPEYE」の幻の創刊号!


1976年当時の第一号を本人が当時買ったヤツをわざわざ持ってきてくれた!



「俺が当時買ったやつだけど、俺が持ってるより、ココに置いてあって、ここに来る


人達に観てもらった方がこいつも喜ぶと言うか、似合うと思ってさ。


ここのディスプレイに、もらってあげてよ。」



ドッヘー!!



分かる人には分かる、今やとんでもない「お宝モノ」です。


私も原本は初めて見ました。


しかもコンディションが恐ろしく素晴らしい!


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1976年と言えば、私はまだ11歳。


ファッションを始めサブカルチャーに興味を持ち始めたのは、17歳くらいからで、


そこからは「POPEYE」は教科書のよううなもので、随分と影響を受けて


きましたが、ニットは中学1年の頃に買ってたんですね。



さすが、シティボーイと言うか、ファッション業界に身を置く環境。


「これ読んでホントにアメリカの文化に憧れてさ、想いが募って18歳の時に


カリフォルニアに行ったもんね・・・・・・。」



そうです。当時のセンスのいい男の子達に、この一冊の本は凄まじい影響を与えました。


スタジャン、ラグビージャージ、スニーカー・・・・・・、


リアルな情報は、遠いアメリカへの強烈な憧れを誘いました。


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18歳の時に、思い余って実際にアメリカまで飛んだニットの話を聞いて、


今なお、老舗「糸」の会社を継承しながらにして、革新的なビジネス展開をしていっている


ニットのルーツが分かるような気がしました。


大学時代もロスに行って留学してるし、この人の動きは、ワールドワイドと言うか、


世界に対して全然壁がないんですよ。




私も老舗「傘」屋の3代目でしたが、ニットも「糸」屋の3代目。


互いに若いころからファッションやサブカルチャーに興味があって影響されている。


共通項目は多いけれど、好みや嗜好は全く違っている。


スタイル一つとっても、私は無骨を好むけど、ニットは都会的。



互いに国内では衰退産業と言われる業種業態の後継の中にあって、


私は革新的な道を選び廃業。


ニットは、伝統・文化に革新性を取り入れながら、日本を代表して世界を相手に


ビジネス展開をしていっている。



同じような環境にいながらにして、私とは全く別の選択をしていって成功している


先輩の話は、毎度、とても刺激的だったり、自己を顧みさせられたりするのです。



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一見ソフトでセンスの良い山の手風の印象がある方ですが、実際にやっているのは、


攻撃的でチャレンジングで、クリエイティブ。



だから、本来はアパレルメーカーがやってなくちゃいけないようなことを、世界に対して


どんどんやっちゃっている。



そんな話をしたり聞いてたりすると、だから、あっと言う間に夜中の3時になっちゃうん


ですけどね(笑)。


そういう、ちょっと年上の先輩がいてくれることを嬉しく、誇りに思うのでした。




昨日・今日と、鈴鹿のF-1を楽しんでいると思います。


スピードに勝負を賭ける世界に、きっとまた何かヒントを得ているんでしょうね。



ニット、ありがとう。


貴重なお話しと、「POPEYE」創刊号、ずっと大切にしますね。




           センスのいい人は、相手のセンスも理解する。


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           買取王国・坪井副社長の販促実験日記「それって誰が嬉しいの?」