新潟に何をしに行ってきたのかって言うと、新潟県に本社を置く
「新高速印刷株式会社」さんから、あるご依頼を頂いていて、
社内研修にご一緒させて頂いていました。
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新高速株式会社のHP
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この日は、次の企画を立ち上げるにあたっての、
①社員さん達のプレゼンテーション
②ブラッシュアップ・ディスカッション
③企画のコンセプトを明確化
と盛りだくさんって感じ。
まずは、社員4人の皆さんのプレゼン、と言うより、これはもう立派な講演。
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長い歴史のある会社ですから、たくさんの新旧様々個性豊かな社員さん達がいます。
その中のこの日の代表4名の社員さんが30~40分でまとめ上げた講演は素晴らしく、
恐らくセミナーとしても、様々なターゲットに対してどこでも通用するものばかりで
驚きます。
エクスマ勉強会の仲間でもある女社長の高橋社長(スラミン)は、数多くの研修や
セミナーに積極的に社員さん達を参加させていて、参加された方々は、それぞれが
それぞれの形で自分のものにしていっているのがよく分かります。
こういう風土は強いですね~。
現実問題として、研修参加するということは、会社の損益上で言えばコストがかかります。
頭で分かっていたり、口で「社員の成長」とは言えるものの、実際にコストをかけてでも
成長チャンスを与えるってのは、これがなかなかできないんですよ・・・・・・。
さて、「わぁ、良かったね。楽しかった~。」で終わらせてはいけません(笑)。
限られた時間の中で、一日の成果には繋げなければなりませんものね。
一定の制約の中で、成果を出して良くというのは社会そのものです。
色んな手法があるでしょうが、この日の進め方は全ての企業のミーティングに
効果的に応用できるものでした。
時間がないけど、参加者からの意見やアドバイスを得たい時は、それぞれが
ポストイット等、紙に書いて発信者に渡すようにします。
これで全員参加の形をとっていきます。
私も、初めての方に失礼ながら(苦笑)、好き放題思いついたことを書きまくって
プレゼントします(笑)。
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私は、アドバイスなんか偉そうにはできませんけど、スッゲーと思ったことや、
強烈に共感したことを中心に書き込みます。
どっちかと言うと、強みを見出したいという前提もあるんでしょうけど、人から
つべこべ言われたくない私は、他人もきっとそうだろうと思っている傾向が強い
んでしょうね(笑)。
全員分のプレゼンとフィードバックが終わったところで、ポストイットを張り出します。
色んなカテゴリーに分けられるでしょうから、当初の目的に合わせた視点から
要約していきます。
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エクスペリエンス・マーケティング主催の藤村正宏先生のフレーミングは、
藤村先生のブログ
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http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/
独自の切り口と応用があって圧巻です。
私、個人的には「型にはめない型」と訳の分からない言い方でしか表現できませんが
(苦笑)、現場の状況に合わせて編集をかけていく様が毎度凄まじいのです。
最後に、ワークショップ・コンサルタントのプロ(と私が勝手に言っている(笑))、
「あいぴょん」こと花田亜似(あい)先生が、4つのキーとなるテーマからコンセプトを
集約していきます。
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これがまた圧巻で、私、ちょっと感激しました(笑)。
自分が出ることなく、教える立場になることなく、全員を巻き込んで、全員の意見が
出るようなアプローチを、とても柔和な空気感の中進めていきます。
この「柔和な空気」を創り出せるかどうかを私は肝だと思っています。
「場の概念」ってやつですかね・・・・・・・・。
できない(苦笑)。これなかなかできないんですよ(苦笑)。
持っている技術や手法は当然ながら必要なんだけど、持っているキャラクターと
いうのは、その人固有・属人的な要素であって、この二つがしっかりリンクするか
どうかで「場」の空気感がまったく違ってくる。
私はそう思っています。
教えられることなく、自分がちゃんと参加して、全員が参加して、いらぬプレッシャーを
感じずに、どんどん意見を言っても良い空気感を作って、
最後にその日ののテーマ(目的)に対して一つにまとまっていくミーティングってのは、
まともなビジネスリーダーだったら誰もがやりたいはずだと思うんです。
でも、リーダーってのは、どうしてもリーダーだから(笑)、良くも悪くも
気が付いたら自分が出ちゃってるってことに大抵なる(苦笑)。
だから、この日の花田先生のアプローチはとても新鮮で、新たな発見が
ありました。
花田亜似先生(あいぴょん)のブログ
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社内研修の模様をここまで書いちゃっていいのか?と思う方もいるかも
しれませんが、こと新高速印刷さんの、この日については、全く問題ないですね。
概略だけマネしたところで、同じようには絶対にならないと確信が持てました。
その確信は、どこから来るかと言うと、それぞれの場面の発信手のスキルと
独自性を圧倒的に感じたことにあると思います。
それぞれのステージは、それぞれのキャラと、蓄えてきたプロのスキルがないと
成立しないし、全体を意図的にリンクさせるべく状況判断していくスキルがないと、
ちょっとやそっとじゃできませんもの。
そういう意味で、私は「個人能力とチーム全体のリンク」というのは、組織のある会社
にとって今後大きなテーマになってくると改めて実感してきました。
ここで言う、個人能力というのは、
①情報収集 ②編集 ③発信
の3つを自分のステージで駆使しているかどうかを言っています。
チーム全体というのは、上記3つを通して、それぞれが上記3つをさらに経験して、
どんどん増幅して、個人の努力以上のパフォーマンスが上がる状態です。
チームでいることの最大のメリットは、チームでいることによって、個人能力が
個人でいる時よりも増幅されることに他ならないと思っています。
逆にこれができなければ、チームでいることの意味などないとすら思います。
ここ、大事ではないでしょうか?
こう書くとスゲー難しくなっちゃうんだけど、じゃあ、全体に難しいことやってるかって言うと、
場の空気は、決してそんな風に難しくありません(笑)。
かなりヌルイしユルイのです(笑)。
「成果とユルサ」の融合ってのは、個人的には、今最も興味のある項目の一つなんです
よねぇ(笑)。
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研修の最後に、私もちょっとだけご挨拶させて頂きました。
初めてお会いした方がほとんどに関わらず、とても心地良いお迎えの
雰囲気でとっても嬉しかったです。
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次の日、人生の岐路に迷うある方に、ある方が指南している場面に
居合わせました。
「あなたは、考えるだけでなく、行動をすることをしてみることです。
情報を発信しましょう。
考えるのは大切ですが、考えているだけというのは何もしていないのです。
行動せねば何も変わりません。
情報を発信してり、行動を起こすと、多かれ少なかれリスクは必ず
付きまといます。
そのリスクを恐れて何も行動しないと、何も手に入らないどころか
自分の軸もできません。
行動すれば必ずリスクは生まれます。
そのリスクを取る覚悟があるかどうか、ここは考えどころですね。
それはご自分で決めることです。
そのところをよく考えて、ご自分で選ばれることですね。
今回の選択は辛いものになるかも知れませんが、でも将来のあなたにとっては
とても良い経験になるとも言えます。
これ以上は言いませんから、あとはあなたがよく考えて決めて下さい。」
そのお言葉を「うん、うん。」と納得しながら聞きながら、やっぱり、
この日一日に、前に出て発信していた皆さんの、リスクを伴う発信する姿は、
なんて素敵だったんだろうとそのままリンクするのでした。
受信・編集・発信を繰り返すチームは強い。
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