高知県立歴史民俗資料館では本日から特別展『長宗我部氏と宇喜多氏 天下人に翻弄された戦国大名』が始まりました
今回の特別展は2階の長宗我部展示室で長宗我部氏編を、1階の企画展示室で宇喜多氏編を・・・というように2カ所に分かれて展示をしております。
まずは2階の長宗我部展示室
長宗我部元親坐像(高知県指定文化財)〔秦神社蔵)のパネルが出入り口のところにあるのですが、これが妙にかっこいいんです
チラシやポスターでも使われていますね。
ちなみにこちらの複製はいつも長宗我部展示室に展示されているのですが、勿論特別展の期間中も展示されています。
さて、中に入ると所々に優しい解説をしてくれるあのキャラクターたちがちらほら・・・そう、れきみん館マスコットキャラクターの『もとちか君ファミリー』です!
一家総出で長宗我部展示室と企画展示室に居るので、探してみてはいかが?
で、今回の長宗我部氏の展示は大きく4つに分かれています。
プロローグ 描かれた長宗我部氏
Ⅰ章 長宗我部元親の登場-初陣から四国平定へ-
Ⅱ章 戦国大名の教養
Ⅲ章 四国の覇者から豊臣家外様大名へ
となっています。
たくさんの資料が展示されており、何といっても『初公開』の資料は今回の目玉といっても良いのではないでしょうか
そしてそして、1階の企画展示室
これまたかっこいい宇喜多直家木像〔旧珍光寺蔵〕を横目に入っていくとはるばる岡山・・・備前からやってきた宇喜多氏資料が迎えてくれます
こちらも4つに分けられていて、
プロローグ 記された宇喜多氏
Ⅰ章 宇喜多直家の活躍 浦上氏家臣から戦国大名へ
Ⅱ章 備中高松城の戦い 織田・毛利の激突の中で
Ⅲ章 豊臣大名としての宇喜多秀家
となってます。
※こちらの展示室は11月10日のみですが、展示替えの為に休室になってしまいますのでご注意ください。
宇喜多氏編では大河ドラマで話題になっている黒田官兵衛の書状も展示されています
おそらく高知県民にとって宇喜多氏という戦国武将はあまり馴染みがないと思うのですが、今回の特別展で備前の戦国武将・宇喜多氏について興味をもたれた方が増えてくれれば・・・と思ってます。
と、いうわけで・・・文字で見るより実物を見て下さい(笑)
特別展 長宗我部氏と宇喜多氏は12月7日まで開催中です
そして展示期間は11月9日までの前期と11月11日~12月7日までの後期、2つに分かれています。
資料の中には前期のみの展示・後期のみの展示というものもございますので、お気をつけ下さい
※なお「絹本著色 長宗我部元親画像」の原本は前期2週間のみの展示で、その後は複製の展示になります。
最後に、今回の特別展の図録も絶賛販売中です
税込み1,500円です