火葬後の骨からわかったハナちゃんの過去 | 駆け出し古物商の空猫堂

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山口県宇部市で生前整理・遺品整理のお手伝いをしながら古物商をしています
保護猫と古物と日々の戯言をつづるブログです

こんばんは。

 

行政書士山野和民君の奥さんです。

 

思い出すと辛いし寂しいし、

 

ハナちゃんの写真を見ながらため息ばかりの今日でした。

 

火葬をしてくださった業者さんから教えてもらったのですが、

 

ハナちゃんは、もしかしたらまだ10歳に満たないかもしれないと。

 

骨の形や強さで、なんとなくわかるんですって。

 

ハナちゃんの頭蓋骨はしっかりと閉じていたので、

 

10歳以上ではないのではないかと。

 

一本もなかった歯は、処置された痕跡があったそうです。

 

まだ若い時に、歯周病か事故に遭ったかで、

 

病院で抜かれたのだろうという話でした。

 

と、

 

いうことは?

 

ハナちゃん飼い猫だった???

 

後ろ脚には骨折した痕もあったとか。

 

ハナちゃんの、飛び跳ねるような歩き方は、

 

骨折の後遺症だったかも?

 

歯がなくて、骨折の後遺症もあって、

 

痩せこけてボロボロで、

 

お尻から膿を垂れ流して……。

 

満身創痍でうちの庭で倒れていたんだねぇ。

保護当時、ハナちゃんは体を支える力もありませんでした。

 

夜泣きが激しくて、耳栓をして寝てたのも、

 

今となっては笑える話です。

 

服や布団におしっこをするのも困ったよねぇ。

 

でもそれらは、子宮蓄膿症の手術をして治まりました。

 

その後はすくすく太って、

 

元気いっぱいなハナばーさんに。

近づくと逃げるし、

 

お触りなんて絶対できないし、

 

ちーっとも馴れないし、

 

でも、

 

日向ぼっこの姿は癒しでした。

 

そう言えば、動けなくなる少し前に、

 

突然、わたしの目の前の椅子に座るから、

 

あらどーしたの? 珍しいこともあるのねーって、

 

ちょっと嬉しかったことが。

もしかしたら、これがハナちゃんなりの、

 

最後の挨拶だったのかな~って、

 

思うことにしています。

 

わたしがハナちゃん大好きだって、

 

通じてたら嬉しい。

 

ハナちゃんが、どんな過酷な猫生を過ごしてきたかは、

 

想像もつかないけれど、

 

余生はのんびり過ごせたはずだから、

 

運のいい子だったかもね。

 

さて、

 

いつまでもメソメソしてられないから、

 

ハナちゃんは幸せだったと思うことにしよう。

 

山のような出品作業が待っているのよ!

 

猫達のご飯代を稼ぐのよー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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