時代物の輪島塗

こんばんは。

行政書士山野和民君の奥さんです。

何とか雨が上がった今日です。

気温は低かったですが湿度が高く、

まだ降るんだろうなと思わせる空でした。

いつまで降るつもりかしらね。

飽きたわ。

お客様からの持ち込みで、

明治三十二年と書かれた大きな木箱があります。

大中小の、輪島塗のお膳が入っていました。

宗和膳というそうです。

箱からして古く、中身も壮絶にカビてました。

今日はこれを、せっせと磨いたのですが、

輪島塗の沈金がスレていたり、

カビはなかなか落ちないし、傷もあるしで、

これも売れなさそう……。

百年以上前のものという、

資料的な価値はあるかもしれないですけどね。

しかし、良く残っていたなぁ。

蔵でもあるのかしら？

百年前に使われていた物だというロマンはありますが、

この埃の中には百年前のダニの死骸とかが、

混ざっているかと思うと、

ちょっと嫌かも。

今日の猫ズ。

窓辺の二匹。

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