終活 | 駆け出し古物商の空猫堂

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山口県宇部市で生前整理・遺品整理のお手伝いをしながら古物商をしています
保護猫と古物と日々の戯言をつづるブログです

こんばんは。

 

行政書士山野和民君の奥さんです。

 

なんだか暑くなりましたね。

 

それでも雨が降ると、肌寒かったり、

 

まだまだ落ち着かない気候です。

 

どちら様も、体調管理に気をつけましょうね。

 

さて、

 

「終活」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

 

なんとなく、死をイメージする、縁起の悪そうな言葉ですよね。

 

目を逸らすことのできない自分の生きざまを記す。

 

そういうことでしょうか?

 

そんな覚悟は正直めんどくさいし、後回しにしたいです。

 

母がまだ元気だった時、

 

自分の葬儀には「千の風になって」を流して欲しいと、

 

冗談のように言っていました。

 

だけど、いざその場面に直面すると、

 

母の言葉をスポッと忘れてしまい、

 

後になってから、

 

ごめん! お母さんごめん!

 

って、千の風になってを聴くたびに後悔しました。

 

母がエンディングノートを残してくれたら、

 

母の生きざま、死にざまを、

 

十分にくみ取ってあげられたかもしれないのに…って。

 

あ、でもね、

 

遺影はこれを使ってねっていう写真は、ちゃんと用意できました。

 

病床の母が、そう言った時、

 

きっともう、自分の残り少ない時間を自覚していたのでしょう。

 

そんな話を聞きたくなかったわたしは、

 

母よりも覚悟がなかったので、

 

あまり真剣に聞いてはいませんでしたが、

 

父がちゃんと覚えていたのです。

 

もっと母と話がしたかった。

 

聞きたかいことがたくさんあった。

 

若かった頃の話とか、わたしを産んだときの話とか、

 

それから、どのように生きて、どのように死にたかったのかとか。

 

もっともっと、母と向き合いたかったなぁ。

 

そんな後悔をしないように、

 

元気なうちに、自分の人生を振り返り、

 

これからどのように生きていきたいかを、

 

家族で話し合いながら記すのも、

 

自分の生を顧みる、いいきっかけになるかもしれません。

 

「終活」は、

 

残される大切な人たちのためであると同時に、

 

自分がよりよく生きいくためのものなのでしょう。

 

終活・エンディングノートについて、

 

行政書士にできることはなんなのか、

 

山野君に聞きながら、書いてみようと思っています。

 

 

 

 

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