婦人科やレディースクリニックは、

男性からすると入るのに勇気が

要ります。僕もそうでした。


我が家では、まず妻が検診に行き、

どんな様子かみてくるところから

始めました。




最初にレディースクリニックへ

行った時の緊張感。検査と周りの

視線への不安感。僕は白髪で目立つ

ので帽子を被ったりして、何だか

自意識過剰になっていました。



血液や精子の検査などをして

結果を待ちました。

クリニックの待合場所の中でも

窓際にあるスツールに腰掛け、

目の前の建物や車の往来を機械的に

視線を動かしながら眺めていました。

結果を待っている時間がとても長く、

この緊張は今まで感じたことが

ないものでした。



呼び出しは、受け付けで渡された

PHSにかかってきます。

バイブレーションの振動で

緊張はマックスに。



ドクターの診断と説明を聞くために

部屋に入ると、先生は開口一番、

「お疲れ様!緊張したでしょう」と

労ってくださり、

丁寧に説明してくれました。


ここなら抵抗感なく臨めそうだと

判断して夫婦で不妊治療に

取り組み始めました。


ここから1年ほど治療が続くのですが、

このブログで、男性から見た

不妊治療を少しずつ綴っていこうと

思います。




おととしの夏、新婚旅行でニューヨークに。



帰って来てから、不妊治療を始めました。