こんにちは、おもてなしスタッフです
クリスマスも過ぎ、年の瀬が迫ってきましたね
☜2019 ☞2020
(過ぎ行くクリスマスと押し迫る正月の図)
今回は高知市の初詣におすすめの神社をご紹介します。
高知市薊野(あぞうの)にある掛川神社です
掛川神社までは高知駅のひとつ隣、薊野駅を降りて徒歩5分。
バスの場合は高知駅バスターミナルから、比島経由のバスで「薊野西」か「薊野第2」で降りてすぐです。
2番乗り場から出発するバスで、行先案内にG2~9もしくはF3と表示のある系統にお乗りください。
掛川神社はとても古い歴史があります。
建立されたのは1640年(今から380年前!)、二代目藩主山内忠義(初代藩主一豊の養嗣子)が、高知城の鬼門鎮護のため自身の産土神である静岡掛川の牛頭(ごず)天王宮を勧請し、高知城の東北の方角である薊野に作ったのが掛川神社だそうです。
また、その40年後の1680年には徳川家康の位牌殿を設けていて、徳川家の家紋(三ツ葉葵)の使用が認められている特別な神社なのです。
ご祭神は
⛩ 大國主神(オオクニヌシノカミ) 因幡の白兎で有名ですね。出雲大社の祭神です。
⛩ 素盞男命(スサノオノミコト) イザナギ・イザナミの子どもでヤマタノオロチを退治した神様です。先に記述した牛頭天王と同一神とする説もあります。
⛩ 稲田姫命(イナダヒメノミコト/クシナダヒメ) スサノオノミコトと共にヤマタノオロチを退治し、のちに妻となります。
で、方位除け、厄災除け、夫婦和合、事業成功、水難除けの御利益があるそうです。
地元では昔から愛されてきた神社で、夏の輪抜け祭など大きいお祭りの時には出店が出て沢山の人で賑わいます
入り口にはこちらの看板が
多くはありませんが、鳥居をくぐったところの左右に参拝者用の駐車場があります
こちらの最後の段落に記載されている名刀、国時と康光は現在 高知城歴史博物館にて2020年1月27日まで展示されています
詳しくは今月頭のブログをご覧ください ☞ 福を呼ぶ城博のお正月
向かって右には桜の木が
少し急な石段を登っていくと、左手に手水舎が見えてきます
側面には徳川家の葵の御紋が
社殿は5年ほど前に建て直され、とても立派です。
私が小さい頃は古かったので、子供心に少し怖かった覚えがあります(笑)
両サイドから…
両脇には砂利の広い敷地があります。
保育園の遠足ではここでお弁当を食べたなぁ
現在もですが、立派な木が茂っているお陰でどんぐり拾いに精が出ました
ほんの20年ちょっと前までは、周囲には田んぼと畦道と牛舎しかなくて、ザリガニ釣りも用水路でできるくらい静かな場所でしたが、今は幹線道路や高速の登り口があるので交通量も住宅もとても増えました。
ただ、掛川神社に一歩踏み入れると車の音も遠くなり、小鳥のさえずりと葉擦れの音がとても心地よく、心が洗われる気がします。
初詣や七五三などの行事の際には境内の社務所にて破魔矢やお守りなどの授与もありますが、平日は不在のことが多いようです。
御朱印は、高知駅から徒歩10分ほどの高知八幡宮で頂けるそうです。
高知八幡宮HP(ページの最後に掛川神社について記載されています)
高知市へお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきたい神社です。
掛川神社
高知県高知市薊野中町8-30
088-845-0005
1年越しの神社参拝シリーズ2回目! → 山田の八幡さま(高知八幡宮)へ行ってきました!