プチ長尺加工 | ◆ 知ったかぶりーマンゴルファー シーズン2 ◆ since 2006

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知ったかぶりの知識で綴ってます。
中古クラブと自家用工房、ラウンドのネタばかりで恐縮です。
適当にお付き合いください・・・


2007年05月24日(木)

こんばんわ

先日、プレリティーP5のリシャフトについて書きましたが、そのつづきです。

手元にあるシャフトが、少し短かったため、シャフト長を延長することになりました。通常、シャフトを延長するパーツはジオテックなどで販売されています。最近では、シャフトのバット側の様々な内径に対応できるタイプのものが出回っています。接着剤などを使用しなくても装着できるものもあるようです。しかし、これらは、ちょっとした工夫で使わないシャフトなどを利用して自作できます。以前は、木材の丸棒を削ってつくったりしたこともありますが、加工が難しかったです。


 ↑既製品ですが万能ではない?

適当なシャフトを切ったり貼ったりして似たようなモノをつくっていきます。まずは、延長するシャフトの内径に合わせてつなぎ合わせる土台(継ぎ手)となるシャフトを適当な長さで切断します。それだけだと、外径が合わずに段差ができてしまうので、その継ぎ手に使うシャフトの外径に合うように、その外側のシャフトを重ねることで、完成します。


 ↑これまで製作した延長部品です(けっこう面倒・・)

まあ、たまたま、使わないシャフトでうまく内径や外径を合わせてみて造っていくのですが、シャフト1本から1、2個程度の延長部材を作ることができます。短く切断したシャフト同士をいろいろ組み合わせるので、けっこう面倒くさいんです。既製品を使えばいいのですが、それでは、面白くないので、ついつい、いろいろと考えてしまいます。

そんな中、今回、試してみたのが、継ぎ手の外側に合わせるシャフトについてです。継ぎ手になるシャフトは、適当に作れるのですが、それの外側に使うシャフトは、継ぎ手用のシャフトの外径などが外側の内径と合う部分を探らなければならないので、けっこう大変なんです。

そこで、一工夫です。今回は、継ぎ手の外径に使用するシャフトについて、竹割りのように縦に二つに割ったシャフトを使ってみようと考えたわけです。これだと、適当なシャフトの切れ端を使って、内径をあまり気にせず、つくることができるようになります。若干ですが、スリットが2本入ってしまいますが、グリップテープを巻いて、グリップを装着すれば、とくにフィーリングなどに問題は無いと思います。


 ↑竹割りにしたシャフトを接着してみました


 ↑二つに竹割りしたのでちょっと隙間ができてしまいます

さっそく、バット側の内径に合う使用しないシャフトを適当な長さに切断します。継ぎ代は、2インチ前後あればOKでしょう。その継ぎ手となる部品に前述のように、だいたい内径に合うような竹割りにした別のシャフト部材を接着して完成です。


 ↑ディアマナのバット側に接着して完成です

さあ、後は、固着したことを確認してグリップを装着すれば今回のリシャフト作業は終了です。まあ、ここまで手間がかかるのであれば、既製品を購入して使えばいいのですが、クラブ いじりが好きな人間は、この程度のことは、苦になりません。

次回は、実際にグリップしたときのフィーリングに違和感があるかどうか、リシャフト後のスペック、打ってみてのインプレッションなどをリポートします。