朝一で東京丸の内仲通りで納品を済ませ、奈良まで下道500kmの旅の始まりです。

 

 

土曜日早朝の東京駅丸の内口は閑散としていました。

赤煉瓦造りで重厚感がある駅舎を見るだけで、仕事で来たけど観光気分が高まります。

 

 

 

この日は3月2日、翌日3月3日に「東京マラソン2024」が開催されます。

42.195kmFinish地点皇居外苑付近。

 

 

 

内堀通りより国道20号に合流、桜田門を越えると正面に国会議事堂

まだ朝8:00過ぎなので閑散としているようです。

 

 

 

東京⇔静岡を下道で移動するには、

 

 

箱根越え(国道1号)

VS

東京沼津線(国道246号) 

 

 

いつもどちらのルートにしようか迷います。

ナビに任せても、行き先道中の交通状況が秒単位で変動しているようで、ナビですら”最適”を検索できないのです(;^_^A

 

 

以前に、国道1号VS国道246号について考査した記事がありますので、良かったら一度ご覧いただけると幸いです。

 

 

 

今回は寄り道するスポットを決めていたので、国道246号で一路西に向かいます。

厚木街道から伊勢崎市秦野市と進み、山岳地の松田町山北町を抜けていきます。

 

 

新東名の延伸工事(新秦野IC~新御殿場IC間)では高架橋工事が行われていました。

開通予定、当初2023年を予定されていましたが、現在のところ2027年度中となっています。

特にこの山北地区が難工事となっているようです。

 

 

 

県道394号沼津小山線でショートカットして、再び国道246号に合流、そして国道469号裾野市を抜け、富士山こどもの国あたりより富士市に入ります。

 

 

 

 

「ドラえもん神社」

と異名を持つ

 

静岡県富士市

富知六所浅間神社

(ふじろくしょせんげんじんじゃ)

 

※ 「浅間」を「せんげん」と読む。

 

富士市浅間本町5-1 <Googl地図>

主祭神: 大山津見神(大山祇神) 

社格: 論社              

創建: 孝昭天皇2年(BC5世紀頃)

遷座: 奈良末期785年(延暦4年) 

 

 

富知六所浅間神社 - 静岡県神社庁

※ 画像は、静岡県神社庁公式HPより引用。

 

 

富知六所浅間神社は、通称「三日市浅間神社」愛称「三日市の浅間(せんげん)さん」と親しまれているようで、御朱印にも「三日市浅間神社」Ver.も取り扱いされていました。

 

 

はて「三日市」とは?

この辺りの地名を探っても浅間本町伝法町など、どこにも「三日市」はありません。

 

答えは、かつて浅間神社門前市場であった「三日市場」が開かれていたことに由来するのだそうです。

すぐ東には、東海道・14番目吉原宿を要していることもあり市場として機能していたのかもしれません。

 

 

 

さて、おおよそ30台ほど駐車できる一の鳥居前の駐車場に社用車を停めました。

 

それでは早速、お詣りしたいと思います。

 

 

 

一の鳥居で一礼、左手に手水舎

 

 

 

境内全容はこんな感じで社殿は南向きに造営されています。

”一陽来福(いちようらいふく)” この日は風は強いものの日中の気温10度くらいでまさに”一陽来福”に相応しい参拝日和。

 

 

 

ブログ編集的には、起承転結の『転』あたりに持ってきたいネタなのですが、一の鳥居を潜りすぐ右手に「ドラえもん神社」と比喩(揶揄?)される石像があるので、先にご紹介しておうこうかと思います。

※ ドラえもん石像のみ、おみくじ場あたりに鎮座されているので注意。

 

 

 

まずはどの年代の人にも愛されるキャラ「ドラえもん」

恐らくこの石像があるので、近所の子供たちから「ドラえもん神社」と呼ばれるようになったのでしょう。

 

 

さてドラえもんの体型

公称では

 

身長  129.3cm

体重  129.3kg

頭囲  129.3cm

胸囲  129.3cm

 

とされているのですが、この石像のサイズほぼその通りだと思われ、これぞ等身大といってよいのではないでしょうか?

鼻と舌、首輪は赤く、鈴は黄色に塗られていたのでしょうけど経年劣化で剥げてしまっています。

 

 

そして、一の鳥居右手の森林内にかくれんぼしているように、ドラえもんのキャストたちが建ち並んでおられます。

 

 

まずは・・・

 

 

骨川スネ夫

 

 

 

 

スネ夫ヘアーが決まってますね♪ 三段リーゼントですか!

尖った唇を横から見るとこんな感じなんだ(≧▽≦)

 

 

 

ドラミちゃん

でいいですよね? なんかちょっと違うようだけど・・・

 

 

 

剛田剛(ジャイアン)

幼年期のジャイアンでしょうか? 

アニメ『ドラえもん』では小学5年生という設定となっていますが、こちらのジャイアンは小学1、2年生くらいか?

豪傑ジャイアンのわりに穏やかなお顔をされています。

 

 

 

 ひみつ道具「きこりの泉」に誤って落ちてしまったジャイアンが”きれいなジャイアン”となったシーンと見比べてみましたが、ちょっと違う(;^_^A

※ 画像は、中国版Youtube「优酷网」よりスクショ引用。

 

 

 

そして、忘れてはいけないこの二人!

 

 

塩沢とき&BBA!!

もとい野比のび太源静香ちゃんでございます。

 

 

 

昭和生まれの方だったらご存知だと思いますが、塩沢とき(1928-2007年 79歳没)にソックリだと思いませんか!?

 

 

 

小学5年生ではなくアラフォーしずかちゃんといったところでしょうか。

 

 

 

授与所の左手には、「ピカチュウ」でよろしいでしょうか?

微妙に違う”もどき感”はワザとなのかな?

 

 

もしや藤子不二雄の許可を取っていないから防衛策として”もどき感”をワザと演出されているのかも? ドラえもんのロイヤリティーは高いので有名ですからね(;^_^A

 

不謹慎ですが、なんだか中国のテーマパークで見るパクリモノを見たようなアンニュイな気持ちになりますね(笑)

 

 

 

 

境内中央右には、明治天皇御聖像(昭和57年築造)

富士明治会十五周年記念で製作されたと案内書きがありました。

 

 

 

社殿の東側に、樹齢1,200年の御神木のクスノキ

 

 

 

右、阿型狛犬さま

 

 

 

左、吽型狛犬さま

看板がちょっと邪魔でした(;^_^A

 

 

 

真正面の御社殿

 

 

主祭神は、もちろん山の神・大山祇命(大山津見神)

紀元前5世紀頃孝昭天皇2年、富士山山腹に創建されたとされ、その後噴火のため785年(延暦4年)に現在地遷座。

平安中期『延喜式神名帳』に、「富知神社」とあり「富士」ではなく「富知」とされるのだそう。

 

 

 

この絵馬可愛くないですか?

ところどころにセンスを感じる神社なんです。

 

 

 

このずらーっと並んだおみくじ所は生まれて初めて見ました。

 

 

 

くじ引き方式になっています。

 

 

 

厄割玉(やくわりだま)??

 

 

 

目玉のおやじのような陶器の玉。

 

 

 

ちょうど50代くらいのご夫婦が厄割玉を投げられているのを拝見したのですが、ピッチャーマウンドのような定位置より「厄」や「災」と書かれた板に日頃の厄や災を投げ割るのだそう。

 

 

 

境内をウロウロと散策していると、東側からの参道を発見しました。

朱色の欄干のコンクリ橋を渡ります。

 

 

 

落ち着いた日本庭園のように整備されています。

 

 

 

お高そうな真っ白い鯉が泳いでいました。

富士山も近いし、池の水も清らかに感じます。

 

 

 

最後に授与所に寄ります。

 

 

 

写真は撮影しませんでしたが、かなりの種類のお守りが並んでおり、御朱印も8種類ありました。

巫女さん曰く、月替わりの御朱印があるのだそう。

 

折角なので、3月限定の御朱印を授かり、帰宅後、オリジナル御朱印帳にファイリングしました。

 

 

 

ここから自宅まで約350km、この先も安全運転で帰らせていただきますm(__)m

 

 

 

 

そういえば、2010年冬に藤子・F・不二雄こと藤本弘先生のご出身地である富山県高岡市にある「高岡おとぎの森公園」に訪れたのときのことを思い出しました。

 

 

アニメの世界から飛び出してきたような空き地(正称ドラえもん広場)があるのですが、藤本弘先生監修された正真正銘の等身大キャラクター像には癒されますね。

 

 

まるでドラえもんのパラレルワールドに入り込んだような感覚になりましたよ。

俵積みされた土管まで再現されているのが嬉しいですね!

 

 

高岡おとぎの森公園

高岡市佐野1342 <Googleマップ>