トヨタ・タウンエースS403Mの『脱商用バン計画』を備忘録としてブログに綴っています。
タウンエースバンを自家用に使っている方は極少数派でしょうけど、ハイエースほど大きすぎず軽バンより大きいというミディアムサイズで、トヨタ、ダイハツ、マツダなど各社OEMされていることより、今後ニーズが高まる車種だと思っています。
前回、中古のカロナビを取付しました。
今回は、スイッチホールの空きを活用したいと思います。
運転席右下に配置されたスイッチパネルのアイドリングストップと光軸調整の左にスイッチホールがあります。
※赤丸を描いた箇所
このスイッチホールは、純正オプションであるフロントフォグランプとリアフォグランプ装着車用のスイッチがある場所だそうです。
私のタウンエースバンには、そんな純正オプションは装備されていませんし、今後も取付する予定もないので、実用的なUSB電源を設置したいと思います。
まずは、室内ヒューズボックス用のパネルを外し、手を突っ込み裏側から指でちょこんと押すと簡単にスイッチホールを外すことができます。
取り出したスイッチホールをノギスで計測してみると、
左:22.5×22.5、右:33×22.5
パネルの裏には、電装装置のヒューズ配置が表示されています。
OBDやらP/OUTLETなど見慣れない専門用語が並んでいます(;^_^A
※OBDとは、On-board diagnosticsの略語で「自己故障診断」の意味。
P/OUTLETとは、いわゆるシガーソケットです。
ヒューズにコツコツと検電テスターを当てて、
常時電源(+B)
イグニッション電源(IGN)
アクセサリー電源(ACC)
を調べて一覧にまとめました。
ACC電源って意外と少ないのですね。
ECU(Engine Controle Unit) 7.5A
P/OUTLET(シガーソケット) 15A
ACC 10A
3個しかありませんでした。
(1)スマホ充電用USBポート
楽天市場で、スイッチホールカバー後付けUSBポートというのを買ってみました。
この商品気になったのが、ヒューズボックス配線用の端子が最初から付いていること。
一般的に、ヒューズボックスから分岐させる場合は、ヒューズ電源取り出しパーツが必要となるのに、最初から付いているなんて「お得!」と思ったからです。
※ 画像は、エーモン工業HPより引用。
ACC電源のヒューズより分岐させます。
マイナスボディアースは、右下にあるクワガタ端子が集中しているボルトナットに共締めしました。
最近流行りのQC(Quick Charge) 3.0
純正のスイッチホールにアジャスト、バッチリ適合しました♪
しかし、本当に急速充電するのでしょうか?
(2)データ通信用USBポート
続いて、前回カロナビ取付した際に、ipod用USBポートにダイソーのUSB延長通信ケーブル1mというのを仕込んでいたのを使います。
※ 画像は、ダイソーネットより引用。
カロナビ本体よりUSB延長通信ケーブル1mをインパネ下の配線類に這わして、配線クリップにインシュロックで共締めしながら、スイッチホールまで繋げました。
楽天市場で買ったエーモン工業USB接続通信パネル
量販店AやYの店頭価格の約半額!しかも送料込み!!
ナビ連動している百均USB延長通信ケーブル1mのタイプA(メス)に、このエーモンUSB接続通信パネルオス端子を差し込むだけ。
シンデレラフィット!
汎用品とはいえスイッチホール活用のサイズで制作されたので、当然かもしれませんが、純正で設置されていたように見えます。
最後に、運転席下にケーブル類が落下しないようにインシュロックで留めておきました。
<費用>
・ スイッチホールカバー後付けUSBポート @1,600円
・ 2311USB通信パネル @1,340円
・ 百均USB延長コード1m @110円
合計:3,070円
<使用工具>
・ 検電テスター
※ 但し、ナビ取付時の仕込み含まず。
<作業時間>
10分
※ 但し、ナビ取付時の仕込みおよび検電調査含まず。