トヨタ・タウンエースS403Mの『脱商用バン計画』を備忘録としてブログに綴っています。
タウンエースを自家用に使っている方は極少数派でしょうけど、ハイエースほど大きすぎず軽バンより大きいというミディアムサイズで、トヨタ、ダイハツ、マツダなど各社OEMされていることより、今後ニーズが高まる車種だと思っています。
『脱商用バン計画』 第一回目は、2DINインダッシュナビの取付をしたいと思います。
ヤフオクで購入したカロナビRW-300
左より、
ナビ本体配線、TVアンテナ配線、GPSアンテナ配線
地図データ2017年の6年落ちですが、業務用軽トラにも使っている機種で全国走り回ってもさほど古い地図データでも問題を感じないことで、同機種を選びました。
ヤフオク送料込み13,000円でした。
まずは、ナビ本体配線を車両配線に割り込ませないといけません。
そこで、ナビ配線ハーネスキットを購入。
カー用品量販店AやYで正規品を購入すると2倍の価格ですが、中華品で送料込み980円でした。
左6Pリアスピーカー、右10P本体をカプラーオンで取り付けれるキットとなります。
私が学生の頃は、カプラー配線図をディーラーより取り寄せて、配線カラーごとに1本1本ギボシ端子をかしめ、かなり面倒なDIYでした。
当時パソコンも持っていなかったし、みんカラやYoutubeといった先人様のDIY紹介もなかったのでもっぱらバイブルは、『オートメカニック』という月刊誌でした。
※ 画像は、NAIGAI SHOPのHPより引用。
常時電源、ACC電源、イルミ電源などを繋ぎ、それぞれのカプラーのマイナスアースは、ボルトナットで止めておきました。
バック信号は、今のところバックカメラを取り付ける予定もないので絶縁テープで固定しました。
黄色:常時電源(+B)、赤色:ACC電源、橙色:イルミ電源からはギボシ端子が分岐されていますが、ETC取り付けの際はこれより配線しようかな?
すべて丸型ギボシ端子(メス)であることを確認 ( ..)φ
そして配線が余ったのは、リアスピーカー(緑/紫)と車速信号(ピンク)の配線。
リアスピーカーは後々設置したいけど、まだ先になりそうなのでカプラーだけ付けて一旦保留。
ところでタウンエースバンの車速信号ってどこで取るの?
折角ナビを取り付けるので、仕込みとしてUSB接続ケーブルもつなげておこうと思います。
カロ純正CD-U120はそれなりの価格なので、中華品の安物。但し口コミでは問題なく使えるとのことなので大丈夫でしょう。
カロ純正
CD-U120互換品
事前準備が終わったので、取付作業に入っていきます。
内外気循環のレバー、吹き出し口切替ダイヤル、温度調整ダイヤル、風量調節ダイヤルを引っこ抜きます。
プライヤーなど使わなくて、ハンドパワーで充分取り外せます(^o^)
吹き出し口切替ダイヤル、温度調整ダイヤルの下に、タッピングネジがあるので、プラスドライバーで外します。
シフトは、Pレンジだとインパネを取り外しにくいので、一旦キーオンACC電源にしてNレンジにした方が良いです。
デフォッガー、ハザードのカプラーも外しておいた方が後々作業がしやすいと思います。
爪は12ケ所と意外と多いのですが、そんなに力を入れなくても簡単に外すことが出来ました。
純正AMFMオーディオは、10PカプラーとFMアンテナカプラーが繋がっています。
FMアンテナカプラーのスポンジ部分を剥くとJASO端子(オス)が現れます。
恐らく大抵の社外ナビのアンテナコード差込口は、JASO端子対応となっていると思います。
さて、カーナビ本体の取付の前にしておいた方が良いのが、地デジフィルムアンテナ配線とGPS配線の引込作業です。
最近のフィルムアンテナの主流は、GPS一体型のようです。
私はGPSはカロ純正を使いたいので、地デジ用のみにフィルムアンテナを購入しました。
助手席のアシストグリップを外し、Aピラーカバーをめくると、純正ドラレコ?の配線があったので、地デジアンテナの配線も同じように止めることにしました。
続いてGPSアンテナコード。
ナビ本体にどこから配線しようか迷ったのですが、フロントガラスデフロスターの通気口から通せそうなので、最短距離で配線することができました。
ということで、地デジアンテナコードも同じ場所より配線します。
地デジアンテナとGPSアンテナの配線引込が終わったので、ようやく本体の配線をしていきます。
予め準備しておいた10Pカプラー、CD-U120互換品、地デジアンテナ、GPSアンテナ、そして、百均USB延長コードを繋ぎました。
百均USB延長コードは、今後アクセサリ配線をするために事前仕込みです。
さて問題の車速信号ですが、DENSOのHPに詳細がイラストで描かれていました。
5Pカプラーの真ん中が確かに若草色コードなので、間違いないようです。
ブックスタンドの土台をデスクグラインダーで切断して、プレートを取り出します。
切断面のバリは、サンドペーパーで取りました。
ダッシュボード上に車両用両面テープで貼り付け、そしてマグネット付きGPSアンテナを乗せます。
<before>
GPSアンテナの接続は「OK」となっていますが、アンテナは0本。
3次元測位(緯度・経度・高度)は、5衛星に対して、受信0 (;^_^A
<after>
GPSアンテナプレートを設置すると、アンテナ2本立ちました。
3次元測位は、7衛星に対して受信1衛星となっていますが、ナビなので移動すれば変動するでしょうから、まぁこんなものかと思います。
特に最近は、ナビ配線ハーネスキットなんて神アイテムがありますので、配線図を見ながら1本1本ギボシ配線する必要もないし、しかも安いので非常に有難いパーツです。
難題と言えば、車速信号の取り出しくらいでしょうか?
ナビ取付作業費ってびっくりするほど高くて、量販店AやYでおおよそ25,000円+部品代、ディーラーだと30,000円+部品代するのだそうです。
作業費 25,000~30,000円を浮かせたことだし、次はどこを弄ろうかな(≧▽≦)