前回ブログでは、

 

 

三段ベッドリメイク ロフト化計画 【前編】

 

として、次男坊の高校受験勉強環境を整えるべく、ロフト化計画に至った経緯について書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

大まかな計画としては、

 

ベッドの足を延長させて、下に勉強部屋を作る。

 

と考えています。

 

 

 

 

土台をコの字に囲って、既存ベッドを乗っかけるわけです。

 

 

 

 

正面左に、ハシゴがないとベッドに上がれないので、ハシゴも作ります。

 

 

 

 

 

まずは下準備として、SPF材ところどころに自然由来の穴があったので補修用パテを埋めます。

 

 

 

 

 

 

 

パテが乾くまでしばらく養生します。

 

 

 

【前編】にも書きましたが、今回使用する木材は納入先の新築一戸建て現場でいただいた廃材を使うので、一般的にホムセンで販売されている木材サイズとは少し異なっているようです。

 

 

サイズを計測すると、「45×105mm」

イチゴサンゴと呼ばれるこの木材は、「1寸5分×3寸5分」という尺貫法の単位よりそう呼ばれています。

 

新築一戸建てに納品に行くことが多いので、現場の大工さんとしばし会話をしていると、大工用語?というのでしょうか、特に尺貫法の寸法表現に戸惑います。

 

 

 

ホムセンで一般的に販売されている木材は、SPFツーバイ材と言われる断面インチ寸で長さをフィート寸で表現されています。

※画像は、DIYインダストリアル様のHPより引用

 

 

代表的なサイズである2×4材を例にとってみると、

製材時は、2インチ×4インチ=50.8mm×101.6mmだったのが、

木材の伸縮特性により、販売時は、38mm×89mm約12mm収縮したサイズ2×4材と呼ぶようになったそうです。

 

それと普通、2×4「2」38mmだとすると、「4」は2倍の76mmと思いがちですが、製材時のインチサイズより12mm小さくしたのが、表現サイズとなっているのです。

 

 

めちゃくちゃわかりにくいですよね(-_-;)

 

 

 

 

自宅裏庭にて、支柱となるイチゴサンゴ材を丸鋸でカットします。

ベッド足に継ぎ足す柱を45×105×1100:4本、コの字型三辺、そしてカットした残りを筋交い材に流用します。

 

 

 

 

 

本来であれば固定式卓上チップソーで切断した方が寸法が出せるのでしょうけど、置き場所に困るしそもそもそんなに使うこともないでしょうから、筋交い斜め切りもマキタの丸鋸を屈指するのがDIY魂であります。

 

 

 

 

 

 

 

近所のコーナンで半透明ウレタンニスを購入してきました。

誰に見せるわけでもないので、木材の無垢のままでも良かったのかもしれませんけど、木材が無償で手に入ったのだから塗装くらいはしておこうかなと。

現行のベッドの色が「ピニー」なので、木特有の暖かさを重視しました。

 

 

 

 

 

 

パテ補修した箇所を軽くサンドペーパーで研磨し、なるべくフラットにしました。

本来であれば塗料足付けの為に全体をサンドペーパー掛けをした方が仕上がりがキレイなんでしょうけど、そんな時間勿体ないのです(-_-;)

 

 

2度塗りして暖かい気温だったので、1時間かからず乾燥してくれました。

 

 

 

続いて、ネジ穴を開けていきます。ネジ径3.8φなのですが、鉄工用ドリル刃は結構そろえていますが、木工DIYはあまりしたことがないので、木工用ドリル刃が足りません・・・

M3タップ下穴用 2.5φくらいで良いでしょう。木工の基本的なことがわかっていないので、参考にされる方は注意してください。

 

そして、皿ネジの頭が8mmだったので、9mm刃で座掘りしておきます。

 

 

 

筋交いの穴あけは斜めでなかなか難しい。

 

 

 

 

 

 

 

やっちまったー(;´Д`)

 

 

穴位置の面を縦横で間違えてしまいました。。。

とりあえずティッシュを丸めて突っ込んでおいて補修します。

 

 

 

 

 

 

 

上から塗料を接着剤用途で垂らすと、ティッシュが褪せて凹んでしまいましたが、パテ埋めして乾燥待ちの時間も勿体ないので妥協することにします。

 


 

 

 

 

 

納入先現場で頂いたコースレッドは、新品時1,500本入りで半分くらい残っている状態だったので、700~800本くらいありそうです。DIY使用だったら一生買わなくて良さそうです(笑)

焼き入れ加工されたネジなので強度もあるかと思います。

さすがプロが使うモノは材質がいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

フローリングに接する箇所は、自宅の裁縫セットにフェルトのハギレが残っていたので、105×45にチョキチョキ。

 

 

 

 

 

 

 

接着剤で貼り付けます。

image

 

 

 

 

カットや穴開けといった仕込みは終わったのでいよいよ組立作業に入っていきます。

 

念のために水平器で直線を出して、インパクトドリルで木ネジを打っていきます。

 

 

 

 

 

ベッドが乗る支柱には、9.5φの鉄ダボ棒は既存品を流用しました。

この下穴は10φドリル穴を開けました。

 

 

 

 

 

 

 

実際に乗せてみると、ベッドの足とサイズが違いますが、大は小を兼ねる。

全く同じサイズよりは安定しているように思います。

 

 

 

裏庭にて仮設置して問題なかったので、2階子供部屋に搬入します。

自宅内での作業にも関わらず万歩計はすでに5,000歩を越えていました(笑)

 

 

 

インパクトドリルがあると、組立は数分程度で出来ていしまいます。

三段ベッドリメイク、シングルベッドロフト化できました!

 

 

窓の高さを回避するのは当初より妥協点だったので仕方がありませんが、体重70kgの私が上り下りしても問題なさそうです。

 

 

 

 

続きまして、勉強机を組み込んでいきます。

 

15mm厚のラワン合板、恐らく元は3×6寸の廃材なので、910×510というのがあったので、天板にちょうどよさそうです。

さすがに塗装では表面凸凹が気になるし、鋭利なシャーペンがめり込んではいけませんので、シートを貼らないといけません。

 

 

ママチャリをこいで、ホムセンダイキさんにやって来ました。

自宅より同じ距離にコーナンとダイキ、そしてコメリがあるので用途に合わせて使い分けしています。

 

 

 

 

粘着剤付きのデコシートというのがなかなか使い勝手が良さそうで値段も安いのでこれを買います。

 

 

 

 

 

 

 

ラワン合板にデコシートを貼り付けて、裏面エッジをホッチキスで止めました。

 

 

 

 

 

 

一部ジグソーでカットします。

 

 

 

 

 

 

一般的な机の高さ75cmでビス止め、写真は撮っていませんが、下部はL型アングルパーツで補強しています。

折り畳めるライティング式にする計画もありましたが、荷重に弱いので固定式にしました。

 

 

 

材料: 

SPF角材45×105 (無料)

SPF角材30×60 (無料)

木工塗料0.75L @980(税込1078円)

カッティングシート @128円(税込140円)

木工ビス3.8×38 (無料)

木工ビス4.1×60 (以前の残り物)

 

費用 1218円

 

 

工具:

マキタ丸鋸

リョービインパクトドリル

リョービ電動ドリル

リョービジグソー

プラスドライバー

サンドペーパー

補修パテ

 

 

作業時間:

約10時間(塗料乾燥待ち、休憩、買出し含む)

 

 

 

ひとまずこれにて完成。

 

勉強机なので、卓上ライトや電源ソケットなども取付しないといけないですが、卓上ライトを近所のケーズデンキに見に行くと、安くても3,000円以上、高い物で5,000円となかなか割高です。

 

 

 

楽天市場でDIY向きのLEDバーライトを検索してみると、口コミレビューが多く、評価も高かったUSBタイプが、送料込みで1,680円と中国製だからか格安だったのでポチりました。

 

 

幅52cm、3調色、10段階調光と調整できるのを探していたので、届くのが楽しみです。