秋の紅葉ソロツーリングの準備で、以前に何かに使えるだろうと残しておいた幼児用自転車の前カゴを再塗装してリユースしました。
※ブログネタにしようかと思いましたが、色塗っただけなので、前カゴ塗装リユースDIYは完成形のみの画像です。
リアホムセン箱が、アーミーグリーンなので、前カゴもアーミーグリーンに塗装しようと思い、セ◯アで購入した水性インクで塗装しました。クリアも100均ラッカーで吹いています。
若干色が違うけど、いずれ劣化して同調してくれるでしょう。
そんな積載量UPを目論んだ前カゴですが、思わぬデメリットが判明しました。
新聞配達仕様のプレスカブの純正前カゴはかなり大きいサイズで、積載量としてはスーパーカブ最大サイズなのかと思いますが、プライベートで乗るには大きすぎる前カゴはちょっと邪魔だし、そもそも全体デザインが崩れることを怪訝して、幼児自転車前カゴがちょうど良いサイズだと想定していました。
ちなみにプレスカブは、前カゴの前にヘッドライトがあります。
ただでさえ暗いヘッドライトの光路が、前カゴの上部に少し干渉するだけなのに、一層暗くなってしまい、秋の夜長対策にフォグランプを取り付ける事を決意したのです。
一応ヘッドライトは、レイブリックの光量を上げたハロゲン球に変えていますが、暗いんですよね ^^;
地元カブ仲間のNさんに意見徴収し、購入したのが、
LED作業灯 10W 超ミニ 12V 防水@1760円
36×36の超ミニサイズが、フォグランプを主張し過ぎず良さそう。
しかも、10WLEDと消費電力が小さいので、2灯でも20W、12Vで割ると1.66A程度で、リレー回路配線しなくても良さそうなので管ヒューズ3Aのみでいきます。
※但し、リレー回路なしは、車両発火の可能性があるので自己責任で。
アングル角は一方向にしか変えれなさそうだけど、取り付け台を工夫すればなんとかなるでしょう。
レビュー口コミ評価が、4.5以上と中華製のわりには高い評価なこともあり、これに決定です。
佐川急便で届きました。
夜ポチって、翌々日到着です。
なかなか強靭なボディ剛性で、期待感が増します。
ご丁寧に二種類の六角レンチ、ステンM6-20、バネワッシャー、ナット。
取付場所は、フォグランプ購入前におおよそ決めていたのですが、現物合わせしてみないといけません。
フロントフォークのリフレクターが、ちょうどM6でダボ穴にフロントキャリアと共締めされています。そして、購入したフォグもM6ボルトが使われているということでアジャストできるのではと思っていました。
ハンドルを目一杯切っても干渉しないので、位置はここで決定します。
1cmほどクリアランスあります。
あまり車両に穴開けとかゴテゴテした加工はしたくないので、シンプルに純正のダボ穴を利用するのが一番すっきりします。
さぁ、配線をしていきます。
大した電気配線でもないので、図面も描くことなくぶっつけで行います。
以前に12VシガーレットソケットとUSB電源ユニット(写真右側に見えている)をリレーより取得しているので、万が一過剰な電流が流れてもリレー分岐で大丈夫でしょう。
このUSB電源ユニッの+配線より分岐することにします。
アースは、エアクリを止めているボルトが車両に繋がっていますので、ここにクワガタ端子で共締めします。
2線をギボシ端子分岐は禁じ手と言われているのですが、そこは素人DIY、ちゃんと留まっていれば良いとしましょう。
赤線がフォグランプ用に分岐した線となります。
次の課題は、スイッチの場所決めです。
これが一番悩みました。
車体に穴開けをするのが一番楽チンで手っ取り早いですが、できる限りは純正を保ちたいのを自己流DIYの原則としています。
エアクリボックスの上あたり、ハンドルカバー中央下部に何か空間が空いていることに気づきました。
元は何があった場所なのかわかりませんが、奥にはヘッドライトやハンドル周りの配線が見えています。
この場所が良いのではないかとカブの神様のお告げが聞こえたような気がします。
ここで決定です。
ちなみに自転車用ワイヤーロックは、私の鉄カブにはフュエールゲージ(燃料計)がないので、次回の給油距離の目安を知る為の距離表示となっています。
防水スイッチなんて廃材在庫にはないし、どうしようかな・・・
ネット販売で価格や種類などを調べてみっか。
エーモン防水スイッチは、ど定番ですが近所のホムセンでは@1680円。
ネットでも送料入れると逆に高くなります。
中華品で安い防水スイッチを探してみても、結局送料を入れるとさほど変わらない価格となります。
ちなみにバイク用でハンドルバーに取り付けるものも色々と販売されているようですが、ほとんどが@2000円以上で送料込みだと3000円くらいの予算となります。
そして、スーパーカブはハンドルカバーがあるので、ハンドルバーに取り付け不可です。
悩んで悩んで悩んだ末に、トグルスイッチは非防水タイプのエーモン最小モデル。
近くのスーパーで@598円(税込)でした。
バイクなので防水タイプがセオリーなんだと思いますが、ハンドルカバー中央下部に防水タイプのスイッチが入らないことが最大の理由です。
基本的には雨天には乗らないのですが、急な天候の変化で雨に打たれることもあるでしょうから、防水対策は、また考えることにします。トグル用ゴムカバー単体でも売っているようですし。
スイッチをハンドルカバー中央下部に取り付けるには、土台が必要です。
これも廃材DIYで屈指します。
t3mm厚25×55のスチールプレートが見つかりました。これもカブの神様のお告げ!?
t3mm厚もあれば、タップを切れそうです。
またご丁寧に下穴6.8mmと「M8タップをそのまま切れますよ〜」と言わんばかりに空いていますので、この穴にタップを切ります。
錆止めのサーフェサー塗料を切らしていたので、アクリルラッカー艶消しブラックで代用しました。
土台にスイッチをセットして、M8ネジ切りした穴には、M8キャップボルトでハンドルカバーに挟むように固定しました。
1ケ所だけの固定ですが、まぁなんとかなるでしょう。
純正リフレクターの位置に左右対称超ミニフォグランプを取り付け、プラス線を束ねて、間に3A管ヒューズをかませ、先ほどのトグルスイッチの配線コードにつなぐだけ。
写真を取り忘れましたが、ヘッドライトの裏側にコード類を隠しています。
フロントフォークに15mmφくらいの空洞があったので、右側フォグの配線を通して、左側のフォグ配線とを繋いでいます。
電装DIYって、通電確認が取れた時に最高の気持ちになれますね!
夜に光軸を調整しました。近所のレンタル倉庫のシャッターを壁に拝借させていただきました。
対向車にまぶしくならないように、進行方向15mあたりを照らすように調整。
●before●ヘッドライトのみ点灯
ヘッドライトの光軸の下あたりが照らされるようにしています。
夜間にカブに乗ることもそんなには無いですが、普段乗りの四輪と比較するとあまりの暗さに怖さを覚えるくらいでした。
これで視界良好となり、安全運転に従事することができるでしょう!
<材料費>
・10W超ミニフォグライト 1,760×2個
・エーモントグルスイッチ 598-
・ステンM8-10キャップボルト 38-
・配線コード 在庫品
・ギボシ端子 在庫品
・スチールプレート 廃材流用
<工具>
・メーカー不明電工ペンチ
・Wera六角レンチ
・ベッセル+ドライバー
・KTCめがねレンチ
作業時間:1時間30分(光軸調整含む)
そういえば、最近Youtubeで見てハマってしまったアニメをご紹介。
TVアニメ『スーパーカブ』
バイクの名前が、タイトルになっているのってリアル過ぎですよね。
女子高生とスーパーカブというのもミスマッチではなく、むしろマッチングしているのも「スーパーカブ」が成せる技なのかもしれません。
山梨県北杜市(ほくとし)の国道20号線甲州街道が、このアニメの舞台になっています。
仕事で何度も走行している国道20号線が、舞台になっているというのもなんだかほのぼのしていて設定が面白いです。
主人公の小熊(こぐま)ちゃんは、女の子なのになぜに小熊って名前って最初疑問でしたが、スーパーカブの「カブ」って、小熊の意味もあるのです。
そこにもスーパーカブが掛かっていたのですね。
相田みつを風・カブの代名詞
最後までお読みいただきありがとうございました!