行きそうで行かない場所。
 
地元の高速道路のサービスエリア(以後SA)やパーキングエリア(以後PA)って行かないですよね。
 
起点の往路・・・早々に休憩する必要ない
終点の復路・・・帰宅直前に休憩する必要なし
 
こういった理由で行く必要が無いかと思います。
 
 
今日は時間的な問題、通過道路の関係で地元天理PAを初めて利用しました。トイレも行きたかったので。
 
 
 
 
 

外観がキレイだったので、比較的新しいPAエリアだと思いましたが、

調べてみると2008年リニューアルされたようでもう13年前ですので新しくもないですね…

 

 
 
 
駐車場脇に桜が咲いていました。

 

 
 
 
大阪松原JCT〜奈良天理ICを西名阪自動車道
三重亀山IC〜愛知名古屋西JCTを東名阪自動車道
天理IC~亀山ICが無料区間の名阪国道でいわば自動車専用道のバイパス
 
こういった地理上のこともり、天理PAの利用者の多くは、深夜ETC割引適用の時間帯待ちなのだと推測されます。もちろん単に休憩も当然あります。
 
というのも天理PAエリアには大型トラック中心にいつも満車なくらい駐車されている状況を下道から見えています。
天理PAより大阪方面の料金所は、PA出口より100mくらいしかないので、ETC深夜割引適用までの絶好の待機場所なんでしょう。
 
 

ところでSAとPAの違いってなんなんでしょう?

 

私の感覚だと、規模が大きいSAで規模が小さいPAって思っていましたが、そもそも規模って何なんだ?

ちなみに天理PAには、お土産ショップや軽食場所も設置されていましたので、PAにありがちなトイレと自販機のみというわけではなさそうです。

 

 

国交省HPに書かれていた説明文をコピペしますと、

 

高速道路の休憩施設は、提供するサービスの内容、休憩施設相互の位置関係によりサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)に区分しています。

一般的にはサービスエリアには休憩所、駐車場、トイレに加え売店、食堂、給油所などが備わっており、パーキングエリアには駐車場、トイレ、必要に応じ売店が備わっております。

 

まとめすと、

SA・・・休憩所、駐車場、トイレ、売店、給油場あり

PA・・・駐車場、トイレ、必要に応じ売店

 

天理PAには給油場はありませんでしたので、SAとは言えないということかな?

 

 

天理PA内にある売店をウインドショッピングしてみます。

 

本日4月1日 姫路のソウルフードえきそば 高速道路初出店!

 

えきそばって「駅そば」? 立ち食いの? なぜ姫路?

謎は解けぬまま、食べませんでした。

 

 

 

パッケージに「古都奈良」や「NARA」と印刷されたお土産物ですが、正直パッケージだけで中身は決して奈良のお土産とは言えないようなどこにでもありそうなお土産です(汗)

 

 

 

ちょっと気になったのが、奈良公園近くを走行していると、「鹿飛び出し注意!」の道路表記。これをお菓子にしてしまうのは、「奈良」ならではで私個人的にはツボに入りました。

 

 

三重伊勢のソウルフード、赤福ならぬ「参道福餅」

赤福より小ぶりなサイズですが、餅をあんこで包んだ形状は同じみたいです。

 

 

その他、近隣の大阪、神戸のお土産物も陳列していました。

 

 

奈良って日本でも有数の観光地だと思うのですが、奈良土産で思いつくものは地元民としては「・・・」なんです。奈良漬?鹿せんべいは鹿のおやつだし。

 

前職が食品パッケージメーカーに勤務していたので、行政からの依頼で奈良に観光に来られた方向けにお菓子メーカーと共同開発でPRしたいという業務を受けたことがあるのですが、そもそも「奈良といえば○○」と思われるものが無く、ペンディングしてしまいました。

 

でも意外と知られていないのが、日本酒が初めて作られたのは実は奈良なのです。

水のキレイな地域で搾取されそうなイメージなので、奈良で日本酒と聞くと有名ではなさそうですが、奈良時代の大和朝廷に納められた奉納品に日本酒があったそうです。

奈良漬もこの時代に製造されていたとのこと。

 

現在の日本酒とは酒造方法が異なったようで、味も違うようですが、古事記にも記述され残っている古来の日本酒を現在にリバイバル改良させて販売すれば、歴とした「奈良土産」になるのだと思うのですがね・・・

 

そして、チーズも奈良時代に初めて製造されたようで、名前は「蘇(そ)」というようです。

 

 

日本酒にしてもチーズにしても、あまり知名度がなく奈良土産としての位置づけがないのが悲しいところであります。