■EVは果たして使えるのか?
最近はEV化の波の勢いが衰えてきたように感じます。かといって各自動車メーカーの長期ビジョンの柱にはEVを据えています。
我がSUBARUは電動化においては一番遅れているメーカーですが、そのSUBARUですら電動化を見据えた工場を造ったりと電動化に積極的です。
私は生活のための足としてのBEV(バッテリーEV)はアリだとは思っていますが、旅行とかのレジャー・ユースとしてのBEVは全く使えないと思っています。
YouTubeで様々なEVの動画を観ていますが、皆さん電欠の心配ばかりで楽しんで旅行しているようには見えませんでした。これはエンジン車におけるガソリン残量計の警告ランプが点灯した状態で走っているようなものです。ドキドキして楽しくないです。
ガソリン車は万が一ガス欠になったとしてもJAFなどの支援で燃料補給も可能で、補給すればすぐ走れますが、電欠ではレッカーしか方法がありません。
EVにおける一番の問題はバッテリーの性能が実用的とは言えないことです。
①温度の影響を受けやすい
➡温度が低いと性能が落ちる。電費が悪くなり充電もダメ。
➡バッテリーヒーターが搭載されているが、電力消費が大きい
➡温度が高いと安全上の懸念から充電をセーブする。
②充電時間の問題
➡急速充電はあるがバッテリーの寿命に影響が出る
➡100Km毎に30分充電地獄に陥る
③充電インフラの圧倒的な不足
➡充電器の性能差が大きい。
私は生涯、EVは乗らないと思います。全個体電池の実用化はまだまだ先の話です。