久しぶりの投稿だがや~。
今日の石川県版の中日新聞に、某の小松産水晶を掲載させて頂きました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190813/07/toru11062001/c4/0a/j/o1024076814533375000.jpg?caw=800)
一応、記事は某が書いておりますが、色々と訂正や加筆しております。
( ̄▽ ̄)
この石だべさ!
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![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190813/07/toru11062001/df/49/j/o3264244814533375013.jpg?caw=800)
記事を紹介させて頂きますねん。
m(_ _)m ヨロピク
今回は小松市菩提産の水晶だ。そこは有名な那谷寺近くの産地で、二十年くらい前の公園の造成工事に伴って、かなり大量のメノウ、ジャスパー、水晶、紫水晶などが産出されたところ。この石は造成工事後に産地周辺の谷で採集したもので、まったく研磨、加工していない自然石。
菩提産の水晶、メノウは研磨、加工して鑑賞するものが多く、研磨せずに鑑賞石となり得る石は少ない。母岩はもともと流紋岩で、空隙などにシリカの熱水が入ってきて溜まり、固まって、メノウ、水晶を形成したと思われる。
この産地の水晶は、結晶が短く、透明感が欠けるが、水晶の周りに、メノウやジャスパーが囲っているものが多い。この水晶の表面の赤茶けた色は地中の鉄分が酸化して付着しているからで、それがまた天然石らしさを晒し出していて、荒々しい魅力があるように思える。この石の最大の魅力は何といっても 「菊の花」のように見える部分だ。上部にある花芯のような部分の中心に花びらのように放射状に水晶が結晶成長している。石全体の姿も見方によっては花のように見えないだろうか?この原石は台座を付けると立派な鑑賞石となる。
このような石を見ると、愛石家ならずとも石を愛でる気持ちが湧いてくるように思う。大自然の中で幾千万年もの長い時間をかけて刻み込んだ妙趣だろうか?
その内蔵する自然の美彩を感じて頂ければ幸いだ。
以上、掲載文やちゃね。
以前、この石は加賀愛石会の展示会で出品しました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190813/07/toru11062001/34/4d/j/o3264244814533375022.jpg?caw=800)
明日は、久々のお休み、探石に行こうかな?
そのあとは、温泉だね!
では、アデオス!