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愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

今日の夜は、

 

AK クワイアの合唱の練習がありました。

 

歌うって楽しいですよね!

 

全身の細胞が喜んでる感じがします。

 

 

 

 

息を吐き切るし、たくさん吸うし、

 

普段は、残ってしまっている空気と一緒に、

 

何か、自分の中の古いものが一掃されるような感じもあります。

 

 

 

 

全身を使って歌うから、内臓が震えて、

 

マッサージにもなっている気がします。

 

 

 

で、ときに、感情のパワーが爆発しますよね・・・情熱的に、全身で歌っていると。

 

奥底に封じ込めていた、怒りのようなものとか、悲しみのようなものとか、もちろん喜びも、

 

どどーん!と解放される気がします。





どーん!










 

 

*12月24日の15時から、AKクワイアのクリスマスライブがあるんですよ〜。


入場料1000円。

 

逗子駅徒歩1分の、ゆいコミュニティホール。以下から申し込めます。

 

http://www.akchoir.com/works.html

 

 

 

 

 

 

子供たちとカラオケに行くのも、楽しみの一つなんです。

 

 

 

子供の歌声って、なんか、しみてくるっていうか・・・

 

 

 

 

ポジティブも、ネガティブも、

 

こんなに美しい、楽しい表現になるんだなって、しみじみ感じるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは普段、いろんな感情、気持ちを抱いて

 

それを自分なりに表現しようとします。

 

 

 

でもそれを

 

表現していいんだよ!

 

それがあなたらしさだよ!

 

素晴らしいね!

 

というように

 

誰かに思いっきり肯定してもらう体験は

 

みんな、あまりしていないかもしれません。

 

 

 

 

むしろ育つ過程で、否定されたことのほうが

 

多いかもしれません。

 

 

 

 

 

でも、実は、その人の感じ方や感情って、

 

宇宙でたったひとり、その人にしかできないものなんですよね。

 

で、感じたことや感情を、外側にどう表現するかが、その人らしさ。

 

 

 

 

 

「自分を大切にすること」って、

 

一つには自己表現していくことだったりもします。

 

それをしないと、どこか死んだような感覚になってしまうかもしれません。

 

 

 

 

本当は、赤ちゃんだった時と同じように、表現したっていい。

 

 

 

 

大事にしてあげてください。

 

思いっきり表現していいんだよ!

 

それがあなたらしさだよ!

 

素晴らしいね!

 

 

 

 

昨年、友人と開催したイベントで、

 

大尊敬する、汐見稔幸しおみとしゆき)先生をゲストにお迎えして、

 

お話を聞く機会がありました。

 

 

 

汐見先生は、日本の保育・教育学の第一人者。

 

白梅学園大学学長で、東大名誉教授、

 

日本保育学会会長を務めておられます。

 

 

奥様の汐見和恵先生もとってもステキで、大好きなご夫婦です。

 

汐見先生のお話、素晴らしい内容でしたので、

 

以下に、エッセンスをご紹介させていただきますね。

 

 

~~~~~~~

 

 

 

 

人間には「生物脳」と「社会脳」がある。

 

 

 

 

 

「生物脳」は生き物としての脳。

 

自然の中に行くと体がホッとしているのを感じる。

 

命を輝かせる脳。

 

自然の中で思いっきり遊ぶ体験は、生物脳を活性化させる。

 

 

 

 

「社会脳」は社会の中で生きていくための脳。

 

人は人とともに生きている。

 

だから「人間」。

 

間柄が豊かであれば、人は幸せ。

 

 

 

 

 

親は子どものためを思って、社会脳を育てるための「しつけ」をする。

 

それが時として子どもの「感じ方」や生物脳の欲求をおさえつける

 

そこに葛藤が生じる。

 

社会脳に偏りすぎると、個性をつぶしてしまう。

 

苦しくなる。

 

 

 

 

 

生物脳が求めているものを、

 

社会の中で発揮していくことで、

 

その人らしい社会性を発揮できる。

 

 

 

 

どんな色が好き? 

 

どんな遊び方が好き? 

 

 

 

 

私たちは生物脳の求めるものを、

 

社会の中で認められるような表現にすることができる。

 

 

 

 

自分のほんとうの気持ちを裏切らない表現にすることができる。

 

そこには美など、新しい価値観も生まれる可能性もある。

 

 

 

 

 

100万人いれば、100万通りの違う遺伝子。

 

100万通りの個性が生まれつき備わっている。

 

 

 

 

 

 

「個性的でありなさい」というプレッシャーが強すぎるのも

 

普遍的とはいえないと思うが、

 

日本は「同じでありなさい」というプレッシャーが強い国。

 

 

 

 

 

親は子どもに、社会が求めていることを先回りしてやらせすぎないことが大事。

 

 

 

 

 

自分の子どものいいところを10個あげてみてください。

 

自分の子どもの弱点を10個あげてみてください。

 

そういわれた時、どちらを10個あげやすいですか?

 

社会に合わせようとするあまりに、

 

子どもの弱点ばかり見過ぎていることが多い。

 

 

 

 

 

「自分の子どものすごくいいところを20個書いてみてください」とお母さんに勧めている。

 

「やさしい」といった抽象的なことではなく、

 

その子ならではの行動の特性を長所としてとらえてあげる。

 

たとえば、「昨日叱られてしょんぼりしていたけど、

 

今朝はもうケロッとしている。立ち直りが早い」というように。

 

 

 

 

 

書き出したらきれいに清書して、台所にはっておく。

 

それを一年間はって、一年たったらまた新しいものに変える。

 

 

 

 

 

実践したお母さんが報告してくれた。

 

「子どもにやさしくなれた」。

 

 

 

 

 

それはお母さんご自身が成長したということ。

 

その子の生物脳の求めているものに形を与えてあげられた。

 

その子のよさが出てくると同時に、

 

「関係性の中でしかそういうものは作ることができない」とお母さんも気が付いた。

 

 

 

 

 

自分自身も、自分がほんとうにしたいことはなんだろうと、じーっと考えている。

 

それに形を与えることは、意外とむずかしい。

 

けれどもそれをやっていく。

 

ずっとそれは続いていく。

 

「こころの欲するところにしたがえども、のりをこえず」となるように。

 

(以上、汐見先生・談)

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

自分自身も、ほんとうにしたいことはなんだろう?と、

 

考えることをやめないようにしようと思っているんです。

 

 

 

汐見先生には、素晴らしいご著書がたくさんあり、

 

 

まさにこんなことが書かれています。

 

 

「感じ方や感情はその人そのもの」

 

「自分の感情に言葉を与えることが表現」

 

「感情にどのような言葉を与えるかが個性」

 

「表現することは自分らしく生きることそのもの」

 

「人間は表現することで生きていく」

 

「自分の感情を大事にすることは自分を大切にすること」

 

「子どもが、自分って案外いいじゃない、と思えるように、

 

自尊感情が育つようにサポートする」

 

 

この「言葉がけ」が子どもを伸ばす! (PHP文庫) この「言葉がけ」が子どもを伸ばす! (PHP文庫)

 

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汐見先生の話を聞いていて、

 

あらためて気がついたことがあります。

 

 

 

 

それは、自分の内側の世界、

 

つまり感情や感性の世界を、

 

外側に表現していこう、

 

そして、人と和の関係性を築いていこう、

 

そう本気で決意した人が1人でもいると、

 

そこにはビッグバンのようなエネルギーが生まれて

 

そこから、幸せや健やかさが、

 

ドミノ倒しのように広がっていくということです。

 

 

 

 

 

僕も汐見先生とのご縁で、命拾いしたようなところがあります。

 

というのも、一昨年、

 

汐見先生が編集長の雑誌「エデュカーレ」読者の集い@八ヶ岳に、

 

友人に誘われて参加しました。

 

そこで、沖ヨガの佐藤松義先生と出会ったのですが、

 

そこから不思議な流れで、

 

2か月間、只見の佐藤先生の道場で

 

自然ヨガ生活を送ることになりました。

 

 

 

 

 

その結果、幸運にも、元気を取り戻すことができたのですが

 

それがなければ、手術を受ける決断はできなかったと思いますし、

 

今のように体調は回復しなかっただろうと感じるのです。

 

ちなみに、佐藤先生には

 

ゆほびかで何度もヨガの知恵をご紹介いただき

 

そのたびに大反響、、、本にもなりました↓

 

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もし、汐見先生が「違う在り方」を選択していたら、どうだったでしょうか。

 

西田個人も、きっと、違う運命をたどったのだと思いますし

 

子どもたちの成長に大きくかかわる

 

日本の保育は、どのような状況になっていたでしょう。

 

だれにもわからないことではありますが。。。

 

 

 

 

 

 

一瞬の出会い、ご縁の尊さを感じるとともに

 

わたしたち人間一人一人には本来、

 

それだけの偉大な力が授けられていることを感じるんです。

 

 

 

 

 

自分の世界など大したことがないと思って

 

内側に押し込めるのではなく、

 

限りなくすばらしいものなんだと思い出してあげる。

 

感じてあげる。

 

そしてそれを外側に表現してあげる。

 

形にしてあげる。

 

 

 

 

 

 

 

どんな形になるかは人それぞれで

 

音楽だったり、

 

絵だったり、

 

文章だったりするかもしれないし、

 

ふだんの誰かとのかかわりの中に

 

ふだんの仕事の中に

 

エネルギーや

 

気持ちをこめていくことなのかもしれません。

 

 

 

 

たった一人がその道を選ぶことで

 

何かが広がっていき、

 

いつかどこかで誰かの命が、助かるのかもしれない。

 

 

 

 

 

人の命だけではなく

 

動物、緑の木々、花、虫、魚、微生物といった地球の命たちにとって

 

より健やかな環境が作られるきっかけになるのかもしれない。

 

 

 

あきらめかけていた状況だって変わるかもしれない、

 

はるか未来にわたって影響は続くかもしれないと思ったのです。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」という曲が好きなんです。

 

この歌です。中学生の頃から好き。

 

 

 

歌詞を翻訳してみました。

 

 

 

「そんなに悲しい目をして

 

がっかりしないで

 

ああ  私にもよくわかる

 

勇気を持つのは大変なことだって

 

こんなにたくさんの人がいる世界では

 

見失ってしまうこともある

 

そして あなたの心の暗闇が

 

あなた自身をとても小さく感じさせるってことも

 

だけど

 

私にはあなたの本当の色が見える

 

内側から輝く

 

あなたの本当の色が

 

本当のあなたを私は愛しているの

 

だから恐れないで

 

表現することを 

 

あなたの本当の色を

 

それはとても美しい

 

まるで虹みたいに」

 

 

(西田訳) 

 

 

 

 

 

 

あなたの内側にある、無限に豊かな世界に感謝します。

 

今日も命にありがとうございます。

 

西田普

にしだあまね

 

 

 

 

*お知らせ

 

田宮陽子・西田普「運気を上げるブログ塾 クリスマススペシャル」

今週末開催です。満席でしたがキャンセルの関係で、若干名様、入れそうです。

 

https://www.kokuchpro.com/event/44c643ee8554d919221acc6cc0320454/

 

タイミングの合う方、お目にかかれること、楽しみにしています!