愛する魂の冒険者たちへ
ある時、大尊敬する友人にしてヨガ仲間、僕の背中の主治医、
長田夏哉医師(田園調布長田整形外科院長)と、
僧侶の斎藤つうりさんの対談講演会に参加しました。
「死を考える」というのがテーマです。
人は死んだらどうなるのか?
なぜ生きるのか?
出会いにはどんな意味があるのか?
どうすれば健康で幸せに生きられるのか?
医療の専門家と僧侶が軽やかに語り合う、すばらしい内容の対談でした。
そのとき、斎藤つうりさんによる瞑想誘導で
「自分の死の瞬間と、その先を体験する」というイメージワークを、
参加者全員で行いました。
ちょっと変わった瞑想ですよね!?
自分も、ドキドキしながら、興味しんしんで行いました。
ちなみに危険性はないとのことで、安心して行いました。
見た世界から戻ってこられなかったら困ります。
でも、お医者さんもいるし、お坊さんもいるから、万一のことがあっても大丈夫・・・笑笑
次のようなイメージがわいてきて、紙に書き留めました。
☆☆☆
死の床についている自分がいます。
まわりには、誰もいません。
と思ったら、1匹の美しい鹿がいてくれました。
ヒマラヤかな?と思うような白く美しい山があって、光輝いています。
澄んだ青い湖が静かに、その山なみを映していました。
自分の死の床の周囲には、たくさんの文字が書かれた、
大量の本というか巻物というか、文書がありました。
老人になった自分の顔。白い服。
そしてその先は、どこまでも青い、深い空間に変わりました。
☆☆☆
これがほんとうに自分の死を見たのか、
あるいは期待なのか、いつかどこかで見たイメージなのかはわかりません。
どういう意味なのかも、はっきりとはわかりません。
ですが、白髪でシワだらけだけど、つやがあって、満足そうな自分の顔を見て、
「やりきったんだな」と直感しました。
なにか、深く深く、安心感を感じることができました。
この先、なにがあっても、だいじょうぶ、というような…。
周囲の参加者のかたも、年代はさまざまでしたが、
それぞれに自分の見たものを楽しんでいるようでした。
ちなみに、斎藤つうりさんに尋ねたら、
「それはおそらく過去の人生ですね」とのことでした。
今回の人生を、よく味わって、精一杯生きようという気持ちと元気がわいてきました。
とてもおもしろい講演会だったと思います。
お二人が、言葉にされたわけではありませんが、
僕にとって心にのこったメッセージは、
「ほんとうにやりたいこと、ずっとやりたかったことを、今やろう」
ということ。
人は、何度でも生まれ変わるし、
生まれてきた目的は、今この時、果たすことができると
つくづく思うんです。
お二人の共著
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後悔ゼロで生きるために、いまのうちやっとくこと
1,512円
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この本の出版記念の、お二人のイベントで、
「かんおけ」の中に入って擬似的に死を体験した時の写真。
背中にどでかい腫瘍のある状態でした。
2016年だから、もう2年経つんだな〜。
その後、ヨガをやったり、手術を受けたりしました。
どっこい今日も生きてるぞ。
本当に一度、死んで、また生まれたような気分です。
長田夏哉先生と奥様の優香先生。大好きなご夫婦です。田園調布長田整形外科のホームページ
http://www.osada-seikei.com/greeting
斎藤つうりさんと奥様のまみポン。
つうりさんのブログ「ブッダプログラム」
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね