5月10日13時からは、小金井市議会・庁舎等建設に関する協議会（第1回）が開かれました。3/16、西岡市長からの「設計の大胆な見直しも含めて議会と協議の場をもたせていただきたい」という発言に応じた協議会です。議員は全員参加。設置は議会ではなく市ですが、他の議会の会議と同様に市議会YouTube中継されています。
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今回は第1回目ですが、各会派から事前に提出して資料としてまとめられた「設計」「建設時期」「建設コスト」についての現段階での意見を表明し、それに対しての意見交換という感じでした。設計変更を強く主張する意見と現在の設計のまま速やかに着工すべきという意見で分かれ見解に隔たりが大きいのが現状ですかね…。
以下、我が会派・小金井をおもしろくする会の考え方について記載しておきます
◯設計内容について
これまでは早く建てるために設計についてはやむなしと考えてきた。現在も基本的にその考えに変わりはないが、その上であえて設計について意見を言うとすれば以下となります。
① 耐震構造の統一
② 徹底的な自治体DX推進で面積を減らす。「行かなくていい庁舎」としてのサービス設計＆可能な限りのリモートワーク推進で執務面積を減らす。
③ 広場はできるだけ大きくとること（3年前にこの指摘をしたが、一向に周辺環境含めた対策が示されないため）
◯建設時期について
一致できる最短のスケジュールで建設をすることを望みます。
※協議の進め方としては、「建設コスト」の所で書いているように、「予算（いくらなら出せるか）」と「いつまでに建てるか」を決めた上で、内容を詰めるのが至当な進め方ではないでしょうか。
◯建設コストについて
現設計のまま進める場合は、中期財政計画上の期間またその後の財政運営として、財政調整基金が小金井市の標準財政規模の10％を確保し続けることができるようにすることを求めます（緊急時の対応及び市民生活への影響を最小限にするため）。仮に議会の多数意思で設計をやり直すのであれば、予算枠（上限）を決めた範囲内で、可能な内容の庁舎等を建てるしかありません。小金井市の財政状況でいくらなら建てられるのか（合意を得られるのか）が共通目線にならないと同じことの繰り返しになるのではないでしょうか。
他の議員からの「設計変更した場合に想定されるスケジュールを出してもらえないか」という発言にあわせて、私のほうからも資料要求しました。「現在の設計で速やかに着工する」「現在の設計で清掃関連施設が移設した後から着工する」「清掃関連施設が移設した後から着工する前提でそれまでに設計を見直す」などのケースでそれぞれ、考えられる（今回の協議会でも数々出された）メリットとデメリットを整理した一覧の資料を担当課にまとめてもらうことになりました。次回は5/26（木）15:00〜となりますが、そこでは提出される予定のこの資料を元に意見交換をする予定です。
かねてから我が会派からは、10月迄に期限を切って協議をしましょう、と提案しています。期限を切らないとズルズルとどんどん先延ばしになるだけですからね…。
協議会で発言したのですが、やはり「コスト（お金）」が共通かつ一番の課題です。まずは「現在の設計で建てるための財政運営上の条件」、仮に抜本的な話をするのであれば、「いくらなら小金井市は庁舎等建設にお金をかけられるのか」について協議して目線あわせをしないと、各会派の「何を大事にするか」はバラバラですから、いつまで経っても庁舎は建たない気がしてしまいます。
家を建てる時にも、生活を考えた上で、収入と貯金から頭金いくらで月々支払える額を算出して予算を決めると思うんですよね…（4年毎に選挙がある不安定な市議会議員には銀行はお金を貸してくれないので、私は家を建てられないのですが）。
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【白井亨（しらいとおる）Profile】
1975年生まれ／大阪府枚方市出身／関西大学社会学部卒業／民間企業にてコミュニケーション・プランニングや商品開発・企画・マーケティング業務（1999年〜2012年、2016年）／一新塾30期生／家族は1人の妻と2人の小学生／元高校球児（背番号17番の副キャプテン）／Mr.Children好き／得意料理はコロッケ、餃子／家事担当：毎日の朝ごはんと休日のご飯全部、洗い物全般、台所周りの掃除／富士山は3回登りました（2回目は途中まで）、最近は毎週日曜日早朝6kmランニングを続けています（最近サボりぎみですが…）
小金井市議会議員（会派：小金井をおもしろくする会・2013年4月～2015年10月迄、2017年4月〜）
2007年に当時の勤め先の転勤で東京へ。吉祥寺や三鷹に住みたかったが家賃が高くて西へ流れ、小金井市に偶然住むことに。2010年まで政治に無関心市民。息子が産まれたため地域デビュー、小金井市政のごみ問題などがキッカケで市政・市議会に関心を抱き陳情書を提出したり、地方議会に関する勉強会に参加するなどして「地方議会がもっと機能すれば小金井市はいいまちになる」と確信。結局「自分でやったほうが早い」と思い立ち2013年3月、政党無所属、特定の組織・団体からも支援を受けず素人市民のみでチーム（政治団体）を作り、市議会議員選挙に臨み、ギリギリ当選（966票で24人定数／34人立候補／20番目当選）。
2015年12月13日の小金井市長選挙において、「他の人に任せておけない」と市議会議員を2年半で辞職。告示まで残り1ヶ月強の段階で急遽記者会見を開き無所属で出馬するも、2,408票差で惜敗。2017年3月市議選、3,709票を得てトップ当選（過去最多得票）し再び市政の最前線へ。2021年市議選では第2位当選（現在3期目）。
“日本最大の政策コンテスト”マニフェスト大賞2020年、2021年実行委員長。ローカル・マニフェスト推進連盟共同代表（2020−2022）
＜活動の特徴＞
◯日本一わかりやすい（自称）市政報告会「議会カフェ」「議会ナイト」を定例会前後に開催
◯住民とのコミュニケーションはPlanning、Design、Contents を大切に
◯情報発信NO.1★ブログ365日更新中 ※2019年1月30日より（市議選投票日を除く）
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