相談を受けていることもあって、不登校について学んでいます。
学校に行きたいけど事情があって行けない子どもに対しては、どのように復帰できるかを、学校と市教育委員会でしっかりケースごとの状況を把握しながら、できる限りの支援が必要です。
…一方、学校に行きたくない子どもや、どうしても(環境的な問題で)行けない子もいます。最近ではHSC(Highly Sensitive Child)が話題になってきましたが、発達障害とはまた違う“気質”の特性によって、学校の環境では過ごせない子どもがいることも分かってきました。
◯不登校の子どもたちの学習環境は、公的にはほぼ何もサポートはしてくれない
4月下旬から、これまで不登校を経験された当事者の皆さんから色々お話を聴いているところです。
誤解を招くといけないので書いておきますが、公的なサポートが「何もない」訳ではないのです。適応指導教室(小金井市では「もくせい教室」)が、不登校児童・生徒の受け皿として存在してますまた、学校や担任の先生、SSWなどの対応が「学校」「人」によって違うのですが、子どもたちや親御さんに寄り添って対応している事例があることも聴いています。…が、いずれも課題が多いというのが現状です。
どちらかというと、各ご家庭で「なんとかしてきた」ケースを多く耳にしてきました。
私は、学校に行かずとも公教育が受けられる(個性を伸ばす)教育環境整備が必要なんだと感じています。既に成人を迎えた方が、小中学生時代から悩んできたことや、義務教育期間の学校、市教委の対応の限界のリアルな実態について、また今まさに子どもが学校に行けないケースの話も聴かせていただいてます。
書籍を読み、複数の当事者から詳しくヒアリングさせていただき、以下の言葉が胸に染みています。
「義務教育」の『義務』とは、子どもの学ぶ環境を用意することの義務が大人にあるという意味であって、子どもが学校に行かなければならないという義務ではないのです。
(引用)「HSCを守りたい」著:斎藤暁子 HSC書籍制作プロジェクトチーム協力(風鳴舎)
小金井市では不登校出現率が増えています(東京都平均を上回っています)。この現状を踏まえ、改めて不登校問題についてしっかり考え改善できるように働きかけていきたいと思います。
【関連記事】
◯小金井市立小中学校の不登校数、増加傾向あり。特に小学校に注視<小金井市議会・厚生文教委員会報告>
※2019年の記事
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