今日は午後から早稲田大学に行ってきました。
なんと、こんな私めが早稲田大学大学院の授業で特別講義をやらせていただくことになりました(スポットです)。
私は議会業界に入ってちょうど2年半が経過しましたが、求められる地方議会や議員の役割を実際の現場ではどう取り組まれているのか、ということや、住民とのコミュニケーションの点での問題提起と、それに対する私のこれまでの取り組みなどをお話させて頂きました。
少人数の授業でしたが、しっかりと聴いて頂けたのではないかと感じています。
こういう機会もいいですね。改めて自分のことを喋ると、頭の中が整理されます。
スライドは80枚くらいあったので、最後のこの2年半の新しい取り組みをピックアップしたので共有しておきます。
2年半でも結構いろんなことをやってきたなぁ、という感じですが、まだまだ模索段階なので、今後さらなるブラッシュアップを目指していきます。
<新しいコミュニケーションの取り組み>
※これまであまり他の議員がやってこなかった取り組みをピックアップしています。
①分かりやすい市政報告&意見交換会「議会カフェ」の開催
→これまで情報深度が浅い市民でも、最新の市政動向がつかめ、それゆえ意見交換ができる。これまではわかりづらさや難しさによって、意見を言うにも情報を持っていなかった方も多いのではないでしょうか。ある程度の情報レベルを共有化した上であれば、意見交換も活発にできるようになります。
②「議会カフェ」スライドをネットで公開
→上記「議会カフェ」で使ったスライドを、余すこと無くPDF化したものをネット上で共有しています。これは、情報のストックにも役立ちます。
③1年生議員での超党派イベントを開催
→1年目には、超党派の新人議員合同(5名のうち1名を除く)イベントを開催しました。
④2年経過しての選挙時の政策進捗チェックイベントを開催
→2年間の活動の振り返りと、自身が選挙時に掲げた48の政策の進捗状況をオープンに公開し、参加者に意見をもらうというもの。
⑤1期生5名の超党派合同ワークショップイベントの開催
→今度は5名の新人がちゃんと集まり、再び合同イベントを開催しました。ワークショップ形式で、小金井市のイイトコのアイディアを出し合おう、というものです。参加者から「とても楽しかった」という意見をたくさん頂きました。
⑥議員報酬明細を公開
→他の自治体議会でもやっている人はいるかも知れませんが、議員報酬明細を毎月公開しています(毎月額は変わりませんが・・・)。どれくらいの報酬をもらい、議員の活動をしているのか、その報酬と見合った仕事をしているのか、を多くの方に知ってもらい考えていただくためです。
⑦事務所の中の「見える化」
→商店街裏路地立地で、人通りも結構ある角地を利用して、基本的に開けっぴろげにしています。ガラス張りなので、普段何をしているかをしっかり見てもらうことと、少しでも入りやすいように敷居を下げることが目的です。
⑧市議会の広報強化への提案
→最終的に全会一致で「広報協議会」を設置することが決まりましたが、これは私も強く提案したものです。議会としての広報強化の必要性を議会全体で認識し、取り組んでいくことが決まりました。
⑨議会内での論点のビジュアル化
→議会では議員が自分で資料を作成して提出することが少ないです。特に、可視化したほうがその場のメンバー全員で論点を共有しやすく、また、執行について指摘したり提案するにも具体的な絵がないと分かりづらいことがよくあります。より分かりやすくするために注意して取り組んできました。
⑩拡声器を使わない、早朝駅前活動
→(選挙時は別ですが)、普段からの拡声器はできるだけ使わないようにしています。これは私自身が早朝からの拡声器が嫌いだったことと、「駅前で喋っていることを耳に聴かせる」ことに市民が慣れてしまって、そこで聴いたワンワードのみを頭に入れて自分の知識としてしまう危険性があるためです。ゆえに、私は一人でも多くの市民に、自分の手で受け取って、チラシを読んでもらうという主体的な習慣をもってもらいたい、という想いで拡声器を使わず地声の挨拶と声掛けのみでチラシを配布することに集中しています。
すべて、地道に活動することが大切であると思いつつ、しっかり数字を追って(チラシの配布枚数など)改善するところは改善し続けたいと思います。
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