今日は厚生文教委員会でした。閉会中の委員会で議員提案の議案が1件、特に陳情書の審査もない中で、所管調査「2025年問題に向けての地域包括ケアシステム構築に関する諸問題の調査」「子どもに関する諸問題の調査」、行政報告6件などで活発な質疑がおこなわれ、10時からはじまり結局ちょうど18時頃に終了という、小金井市議会ならではの委員会なのかも知れません。
※所管調査の内容についてはまた別で触れようと思います。
<委員会の結果報告>
▼認可外保育施設入所児童保護者の助成金拡充の議員案は「保留」
認可外保育施設と認可保育所との保護者負担を軽減することを目的とした議員案「小金井市認可保育室等入所児童保護者助成金の交付に関する条例」は、さらなる補助の拡充の必要性を判断し、保留という扱いにして今後提案議員側で条例案の修正がなされる模様です。いい流れだと思います。私は提案議員ではありませんが、認可外の補助拡充については過去にその主旨の陳情書が2回も採択されているにも関わらず行政側が動いておりません。ぜひ、実現したいですね。
▼東小金井駅近く(梶野町)の認可保育園は開設時期は未定
噂されていた「東小金井駅近く/認可保育所/11月OPEN」と求人広告が出ていた件は、開設時期や定員などは未定だそうです。議案を確認すると補正予算が組まれていないので、11月OPENはないかと思われます・・・。今年度の待機児童数は164名(5月1日段階で124名)という状況もあり、できるだけ早くの開設を期待し、引き続き温かく見守っていきたいと思います。
▼福祉共同作業所は、東小金井へ移設
福祉会館関係の行政報告で、現状の福祉会館が3月末に閉鎖されることに伴い仮移設の方向性が示されていた福祉共同作業所は、東小金井駅東側高架下の(仮称)市政センター予定地に仮移設する行政決定をしたとの報告がありました。目下JRや都との必要な協議中だとのことです。緊急性・確実性・安全性の面から判断したという簡単な経過も質疑の中でわかりました。利用者のご家族へも説明をして理解を得ているとのことで、これから移設に向けて具体的に動いていきます。
ちなみに、本日配布された議案書には、補正予算の中に「福祉共同作業所暫定施設借上料 約1億1,700万円(H27~31年度合計)」のほか「(仮称)新福祉会館基本設計等委託料 約2,200万円(H27~28年度合計)」「(仮称)新福祉会館建設検討委員会委員謝礼 65.5万円」が計上されてます。
この補正予算からは言えることは、新福祉会館は現状予定している敷地に単独の福祉会館建設を急ぐと見受けられます。隣接マンションの耐震上の問題はどうなったのでしょうか。9月議会の予算審査の中で確認していく必要性がありそうです。また、福祉会館を単独で建てる財政的な余裕は今の小金井市にはないはずです。効果的・効率的に予算執行をする視点はどこにあるのか、これも確認しなければなりません。現状の福祉会館閉鎖が決まったので建設の緊急性はなくなったといえますが、どういう優先順位でこういう判断になったのか、しっかり質疑しないといけませんね。
▼学芸大と子どもの学習支援などで協定
これはいい取組ですね。以前プレスリリースが出ていたこの件についても行政報告がありました。
→「小金井市と国立大学法人東京学芸大学との協定締結式のお知らせ~学力向上とすべての子供に学習の保障を~」
主な取組(サイトより抜粋)
↓
「大学教員の派遣、発達障害支援学生ボランティアの配置、学生による放課後の学習教室の開設、学生ボランティアによるメンター派遣等を行い、連携協力校では学生の教育実習を行います。また、東京学芸大学内に設置される学童保育所にて、学生児童支援員を中心とした放課後学習支援」
具体的にはこれからということで、担当課によると5年くらいを一つの期間として捉えているということでした。今後の展開に期待したいです。
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