本日午後は流山まで足を運び、流山市議会の「議会広報広聴特別委員会」を傍聴してきました。
流山といえば新撰組の近藤勇がここにて官軍に投降した土地だという記憶が第一に来ます(私だけ?)
議会改革度は全国でもトップクラスです。今日は上記特別委員会においてワークショップをすると耳にしたので、傍聴に伺いました。
ワークショップ形式での会議は第2回目で、広報&公聴全体を体系的に捉え直し、前回(第1回目)で出された「課題」「方向性・目的」「解決策」を元に2チームに分かれて「解決策の掘り下げ」を行うというものでした。
▼ポイント
・議員以外もこの場に入っている
(事務局2名、サポーター2名)
・ホワイトボードをふんだんに使って、論点の可視化と効率化を図っている
・傍聴者でも見やすいところへ歩いていって、写真を撮らせてもらえた
・普通にパソコンやタブレットを使い検索したりメモしたり使用している
・そもそも、一般の傍聴席に机が置いてあった
・最後に傍聴者として感想を述べさせていただく機会もあった(終了後)
これらは民間の感覚では「当たり前」の風景だったりしますが、議会の業界では一般的ではなくかなり画期的な取組みなんです。
からくりとしては、「休憩」という扱いでこのワークショップをやっている点。議事録を残す必要はなく(残せないけど)、淡々と作業をしている感じです。だから「委員会でやる」というよりは、「委員会の日に休憩扱いで作業的なことを議論する際にこういう手法を使う」とも言えます。とはいえ、ホワイトボードを使うことが議会では一般的ではない。
▼小金井市議会でも最近使った事例が
しかし実は、小金井市議会でも先般の議会基本条例策定代表者会議の立上げ段階の会議で一度ホワイトボードを使いました。議会基本条例策定の「意義・目的」の文章を決める際に書き出して意見を言い合い、完成させた経緯があります。
ちなみに少し前に行って写真を撮ってたら「どうぞどうぞ」「こうやって(ホワイトボードを)並べたほうが傍聴者の方はみやすいでしょ」など、流山市議会の方のおもてなし感が半端なかったです。
また、広報と公聴を全体的にどう設計するか、という議論自体が重要だとも思いました。ここまで議論している議会は無いのではないかな。
大きな成果を持って小金井市に帰ってきました。傍聴させて頂いた流山市議会の皆さま、ありがとうございました。
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