学童保育の「総合的な見直し」についての意見交換会(@みどり学童) | いろいろが、彩るまち。小金井市長 白井亨(元小金井市議会議員)blog    <※2022年11月2日までは市議会議員としての記事です>

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第一子誕生をキッカケに地域に目を向け色んな「縁」のおかげで地域に生きる“日常の豊かさ”を実感。2013年市議会議員初当選。2017年市議選でトップ当選、再び市政の最前線へ。2022年11月27日市長選挙75%の得票、当選!市長となる。

今日は「学童保育業務の総合的な見直しについての意見交換会」@みどり学童へ行ってきました。参加者はスタート時点で20名程度、その後増えて25名はいたと思われます。

今回は小金井市学童保育所運営協議会が主催したもの。委託が決まってからではなく、委託の前段階で意見を聴いて進めていく為に開催したとの説明があった(でも、労使合意した段階で既に委託は決まっているようなものですが)。

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▼会場からの意見と市の回答(抜粋)

【都型学童クラブについて】
Q:都型学童クラブというものはどういうもの?

→ 都型学童というのは1.65の面積確保、常時2人の指導員、70名定員、朝8時から夜7時以降、実施主体は民間事業者、これをクリアすれば一定の補助金を支給するというもの。

【面積基準について】
Q:都型学童クラブの条件の一つとして「面積基準」が児童一人当たり1.65㎡であり、それを遵守した場合の「全入原則」が守れるかどうか?

→ 1.65という面積は子どもたちが過ごすことができる面積だと考えているということ。都のガイドラインでも1.65が望ましいという通知もあった。それを目指すという事。面積と定員の話でいうと、今は1.65を超えることはない作りになっている。今後の入所に関しては、新制度に向けた学童を検討。面積も検討。それがどこまで重きを置かれるのか。面積に重きを置くのであれば、1.65を遵守しないといけない。が、多くの児童を受け入れることが果たしてよいことなのか?等検討。

Q:保育園の時は面積基準は大切だと感じていた。が、小学生になった時に面積基準は重要ではないのでは?外で自由に遊べるし、全入でなくなった時に「入れるかどうか」という保護者の心配は計り知れない。あの胃の痛む想い・不安を味あわせたくない。全入をなんとか守って欲しい。

→ (回答なし)

【委託対象の学童】
Q:9学童全部進めるのか?

→ まだ決めていない。時間や子育てサービスの充実(ひろば事業)を含めて全学童が見直しの対象ではあるが、幾つ27年度からやるかはまだ決まっていない。

【学童保育所の施設の活用について】
Q:学童保育所の施設を活用しての「子育てひろば事業」(就学前児童対象)の拡充について(これは学童と直接関係ないのではないか?場所の問題であって、子育てひろばが拡充されても学童には関係ない)

→ 学童保育と直接関係があるという訳ではないが児童館のひろばの拡充は提言も受けており、小金井市としてもこの事業の拡充を目指している。施設の活用という意味。

【延長時間のニーズについて】
Q:時間延長ニーズが高いと結果が出た「保育園のアンケート結果」について(保育園のアンケートは違和感がある。保育園に通っている保護者はいま保育園に遅い時間に迎えに行っている。だからその延長上で19:00まで延長してほしいというアンケート回答結果になっている。上の子がいる保護者は18:00でも対応でき、延長を望むのは第一子の保護者。ゆえに、その保育園の第一子の方のアンケート結果が色濃く反映されているものをそのまま保育園の保護者のニーズとして出されるのはいかがかと思う)

→ 26市において延長していく方向性。これからニーズ調査を行う予定。

【補助金について】
Q:補助金がカットされた場合の市の対応について

→ 未来永劫に補助があるかどうかわからないが今は一定の歳入になる。都型は常時指導員を複数配置や面積など児童にとって良いと判断してやること。カットされた場合も市の責任でサービス拡充は続ける。

Q:東京都から補助金が下りた場合、その使い方は?

→ 学童及び子育て新制度に対応する為にも使われる。市としては学童保育業務に限らず、子育て政策全体で見直していく。(→学童のみに使われるということではない)

【障害をもつ児童の受け入れについて】
Q:障害をもつ児童の受け入れについて

→ 小金井では現在各学童で定員は2名。実態は枠を超えて受け入れ。障害のある児童も入所要件を満たせば受け入れる。人数枠を広げることが必要なのかどうかも含めて検討する。枠というものがあることが今の時代にそぐわないのではないか、とも感じている。撤廃ではなくどのようにやっていけばいいのか考えていきたい。

【運営主体について】
Q:委託先は株式会社の場合撤退も考えられるがその時のスキームは?

→ 委託先も運営主体が株式会社なのか社福なのか特定している訳ではない。市ではプロポーザルというやり方で事業者に提案していただく制度があり、それで判断する。

【スケジュールについて】
Q:スケジュールが短いのではないか?26年10月にプロポーザル→委託先が決まって職員を採用して、27年4月から新しい運営主体で開始。児童に与える影響は大きい。

→ 児童に影響のないように対応していきたい。


詳しくは、以下の実況ツイートの「おまとめ」をご覧ください。
http://togetter.com/li/586754

▼配布された資料

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▼今後の日程

11月8日(金)19時30分~21時30分@福祉会館集会室CD
11月10日(日)15時30分~17時30分@萌え木ホールA
11月14日(木)19時~21時@たまむし学童



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