数年前の話、下校中の小学生が、アメリカと中国が戦争したらどっち強いんやろな、と会話していているのを聞いて、きょうびの小学生は難しいことを考えているんだと感心(私はカブトムシとのこぎりクワガタどちらが強い程度だったので)したのと同時に、私も腕組みしながら国力が上のイギリスが独立戦争でアメリカに敗れたように、距離というのは補給と援軍の障害になるから近海のみで考えると有利なのは中国だろうけど、台湾に関するということになると、台湾は複数の迎撃ミサイルを保有しており、西側は山脈、(近年は川から乗り込んでくる想定をして機雷、無人船)、また在韓、在日米軍ということから安全保障条約も発生、中国も簡単にはいかないが、北朝鮮が連動して南下してくるかもしれない、ロシアの動向は?という不確実性もあり・・と、少し考えに耽ってしまったのに対して、古希の高橋誠というドラマーが最近

 

 

日本の国民に問いたい、貴方は戦争を望んでいるのですか、 おいらは80年戦争を放棄して来たこの日本が大好きです^_^。先の大戦の酷さを親に教えられて来ましたから^_^。 そもそも高市総理大臣は戦争を知りません。

そんな者が戦争を煽る様な事はしてはなりません。平和な日本にするには他国との対話です。

 

 

と語っていて、最初は台湾情勢のボールは中国にしかないのに、なぜ日本がけしかける側になっているのかと、70過ぎて何言ってんだこの人はぐらいにしか感じなかったけど、今書いている最中に戦争を日本が放棄できていたのは、偶然でしかなく、日本を半分に分けられていたら朝鮮半島のように内戦になっていたかもしれないし、南が釜山まで追い詰められた時にアメリカが助けなければ(日本も弾丸補給)、今頃は日本がVS共産の最前線になっていて自衛隊ではなく本格的に再軍備となっていたかもしれないぐらいは考えることができますように、ドラマーのような心情の方は、なぜ大日本帝国がああなったのか、それが勝者アメリカに移っただけで地政的にアジアもdanger zoneなのだよという理解がなく(この点で小学生の方が本質の話をしている。)、非核三原則に、反戦と普段は知的なんちゃらと胸を張っている面々の存亡事態に関する文言を見ていると、ネトウヨ、戦争が~、高市やめろ~小日本は弱小なんだから中国に逆らうな等、とても知的なんちゃらには見えないものばかり、軍事力=強国を認めながら、それでは日本も防衛力を大幅に高めて存亡事態にならないようにしましょうと政治家が言おうものなら、軍靴の足音が~で返し、日本側の手足を縛ることに執念を燃やしているように、普段は日本を貶めて劣勢になることに感情が高ぶる方々なんだから、今回、思惑通りになって良かったねという場面なのに、日本の損失を並べてたて(しかし紛争が起きれば並べている損失とは比べられないほどの損失が発生するのだがそれは頭にない、知的なんちゃらを掲げる割には短期的な視点が多い)憤りを見せるとする、パーソナリティ障害の所見が伺えるような言動をとります。移民に関することで使える馬鹿が大勢いるのが反対する理由の一つとしたのもこれで、レイシストや排外(汚染水が~)が~としていた同一人も少なくない。メディアも含めて、そのような方々が長年、日本の言論に君臨し、日本の方向性に強く影響を与えているんですから、まともな議論ができるわけもなく、これは電波使用料を携帯業者同様の金額を取らないで消費税の低減や寡占ができる法体制のまま放置している自民党が悪い。(信用を落とすようなことを繰り返していると倒産するという緊張感を与えなければ、この人たちは反省すらしない)少し考えてみてください、核関連の話で北朝鮮と溝ができた時に中国は北朝鮮に同じことするかと言えば、断交はしても、まったくというほどしていない、していないというよりも独裁だからしても意味がないという方が正しいでしょうけど、しかし核を保持したあとはしれっとまた繋がっているのに対して、西側に報復してくるのはメディアが自動的に代理人(スピーカー)となり相手側の主張を垂れ流し、中には相手国ではなく自国を責め立ててくれるのもいて自壊してくれる楽なものだからです。権威主義国にとって民主主義国は揺らがしやすいということでしょう。電波使用料を適正に払うとかは制裁でも何でもなく当たり前の話なのですが、それをどうして税金を優遇したり寡占の手伝いまでしなければならないのでしょうか?そんなTV媒体の報道関係に識者顔して出ているのが、「力もないのにいきって・・・外交筋が立場を説明に中国に行ったのを日本側の敗北」とする橋下徹です。発言の内容からただのスーツを着たチンピラにしか私は見えませんが、彼は一体なんの識者なのでしょうか?彼の発言に一家言があるというなら、「中国界隈が大阪で偽基地局を自由自在にやっているというじゃないの、いきって中国人を入れたらこの結果、ハイこれは大阪人の負け、橋本維新が招いたことでの敗北。」「高市おろしを無能のくせにいきってTV媒体にでてちまちまやっていても支持率は下がっていない、これはいきった橋下の全面敗北!」←こんな意見は知的でも何でもありませんが、これも一家言となるのでしょうか?。使っているTV媒体やスポンサーの方々は少し考えてみてほしいところ、これは報道、批評ではなく尋常ではない国益を損なっているということを。

 

 

上記にも書いたように目の前の損失に嘆いておられる人もいるようですが、事変が起きればロシアのエネルギーに依存していたEUのようにその程度(日本企業も工場等を没収されたでしょ)では絶対にすみません。そもそも小泉の靖国、野田の尖閣、レアアース・メタルの規制でもわかりますが、あちらこちらの国相手に同様の戦狼外交を行っていてどのみちカントリーリスクの高い国です。そのことは常に念頭に置いて付き合わないといけない。

 

思い出してみましょう、あの社会党の村山富市元総理もいざ首相になったら自衛隊合憲、日米安保条約の堅持とし、非核三原則を掲げながらニクソンと核持ち込む密約を結んでいたり表向きは高速増殖炉(核燃料サイクル)として核弾頭を作れる技術を所有しようとした佐藤元総理、この地域がdanger zoneということを考えれば良い意味でなかなかの悪党です。それを考えると80年間戦争を放棄していたなんてたわごとということが理解できるのではないでしょうか。そういえば以前に外国人がたくさん在籍している高校の卒業式に参列したことがあるのですが、風貌はカーリヘアーというのでしょうか、そんなのがたくさんいたので、おっさんの私は雰囲気の違いにすげえなと、しかし式典が始まると校長の答辞にいちいち生徒が起立着席を繰り返すあれ、皆、びしっと決まっていて、大変感心しました。日本は小学生のころから行進に回れ右など集団行動の訓練を学ばされて、他にも班に分かれての林間学習(飯盒炊爨 はんごうすいさん)も同様、あと鉄砲の打ち方や、砲弾の入れ方等を学べば、基本教練でしょ。自衛隊が22万人しかいないということですが、あれってもしかして、コスパの良いその一環だったりして。