アンダードッグについてのデイリーの答えはぎりぎりの戦いが選手を育てるということらしい。
余裕の勝利ばかりで全然、ぎりぎりの戦いをしていない井上がいる時点で眉唾ものなのですが
いやいや井上にはアマチュアの豊富な経験があると見ることもできるが久保も京都広学館高、
以前にチャベス家の習わし
こういうのを書いているぐらいですからキャリアを積むということには肯定的ですが
選手にはそれぞれに適したものがあって、前にも書いていますが結局は結果次第なので上手くいけば
その方法が良いということになりますが、それが別の選手に適応するとは限らない、別の方法で成功すれば、それも良いものとなるから一つを断定してこれが正解というのは思慮が足りない。ぎりぎりの戦いは確かに財産にはなるけど矢張り生身の人間であるからそういう戦いを続けていると体は痛むのでどこでやるかの戦略は大事、始まる前に終わってしまっては意味がない。
これは育成方法の話で経済合理性の説明にはなりませんね。
私が、この手の話を好まないのはリスクについての話に出てくるのが勇気、男気、美学、熱い思い、迸るなちゃらなどの甘言で、そうした甘言に転換されて、それでそれを受けたら幾らもらえるという利潤の話が抜けているから、甘言にそそのかされる真面目な人に寄りかからないと成立しないのはどうなのよっていう話、美辞麗句を並べてもおなかはいっぱいにならない。