これまでに投資した企業はダイエー、カネボウ 、レックス・ホールディングス 、ポッカコーポレーション、弥生、国内信販(現・楽天KC)など話題企業も多い。
そのなかには、上場廃止になったカネボウ、レックス・ホールディングスの一部株主から、取得後に行ったTOBを巡るなどして訴訟提起されているものもあるが、それにしても、関係者が不審死とは驚きの出来事といっていいだろう。
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○連載(Ⅰ)を見たい方はココをクリック 。 私の手元の「ちあきなおみ大全集』(横写真)には、レコード大賞を受賞した『喝采』『矢切の渡し』『紅とんぼ』『赤い花』『帰れないんだよ』『星の流れに』『ネオン川』『さだめ川』など36曲が収録されている。 『喝采』は文句なく素晴しいし、何度聴いても『矢切の渡し』は細川たかしなど太刀打ちできない歌唱力を感じる。 細川たかしが属していたプロダクションが彼に歌わせたくて、ちあきなおみにこの歌を歌わせなくした、という噂を耳にしたことがある(こうしたこともちあきなおみ引退の一つの原因とも言われる)。 裏を取ったわけではないが、その心理が分からないでもない。 同じ曲を一週違いでテレビ等で歌えば、細川の歌唱力のなさ(“矢切の渡し”に限って言えば)は歴然としているのだから。 さて、話を戻そう。 数日後、 「先生、津軽洋子さんに紹介していただきました瀬川(=ちあきなおみ)と申します。娘を連れて参りました」 と、髪をアップにした40代半ばと思える女性が訪ねてきた。ほうっと思った。色の白いなかなか艶っぽい美人だったからだ。 母親と名乗る女性の後ろから、肩まで長い髪にウェーブのかかった真っ白いスーツの女の子、いや、女の子より少し大人になった女性が、 「初めまして、瀬川美恵子です。どうぞよろしくお願いいたします」 と、少しハスキーな声で挨拶をした。 |