「アドバンテッジパートナーズLLP」(東京都港区)といえば、1992年に設立された投資会社で、わが国におけるプライベートエクイティ投資ファンドのパイオニア。
 これまでに投資した企業はダイエー、カネボウレックス・ホールディングス 、ポッカコーポレーション、弥生、国内信販(現・楽天KC)など話題企業も多い。
 そのなかには、上場廃止になったカネボウ、レックス・ホールディングスの一部株主から、取得後に行ったTOBを巡るなどして訴訟提起されているものもあるが、それにしても、関係者が不審死とは驚きの出来事といっていいだろう。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 厚生労働省の松嶋賢・前九州厚生局長(59。すでに退職)が、大阪府内の社会福祉法人の前理事長から金品を受け取っていた問題が連日、大手マスコミを賑わしている。
 これを受け、就任したばかりの舛添要一 厚労相(上写真)は、事情聴取途中から早くも退職金返還など、世間受けする重い処分の可能性を臭わせている。
  だが、舛添厚労相自身、認めているように、前局長は金品を受け取った時期、職務権限のない部署にいた(同社会福祉法人には13億円の補助金が出ていた)。 また、以下に前局長の「上申書」コピーを添付するが、そこで述べられているように前局長と前理事長は35年来の極めて親しい親戚関係から来るつき合いがあ り、国家公務員倫理法の例外規定(入省前からのつきあいで、職務上知り合った関係ではない)に当たると本気で思っていた節がある。
 しかも、前理事長が貸したとされる1500万円は、倫理法に抵触しないように「妻名義」としていたのではなく、本当に妻に対して貸し付けたものだった可能性が高い。
 厚労省幹部の不祥事といえば、トップの事務次官だった岡光序治の汚職 が思い浮かぶが、そのような悪質さはないとの声も省内にはある。では、なぜこれほど騒がれるのか?


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 本紙では、大手人材派遣会社「グッドウィル・グループ」(東証1部。折口雅博会長=写真)の捜査につき、何度か報じている
 その際、介護サービス子会社だった「コムスン」の介護報酬不正請求の件がもっとも捜査対象になっている可能性が高く、以前から囁かれていた女性問題に関しての可能性は皆無に等しいとしたが、ここに来てこちらの問題にも関心を持っていることが関係者の証言でわかった。
 それには、某政治結社の動きが関係しているという。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
みのもんた(写真)といえば、誰もが知るテレビへの露出度№1のタレント。近年、「みのもんたの朝ズバッ!」(TBS系)などの情報番組の司会を務め、世に与える発言力もかなりのものがある。
 本紙でも一度、ファミリー企業の問題点について取り上げたことがある
 それはともかく、そのみのに対し、最近、永田町界隈でブーイングの声が起きている。
  参議院選挙前、安倍首相が盛んにテレビに出て発言したが、この行動の背景にはみののアドバイス、フォローがあったとの見方が出ており、「国民に(直後の参 議員選挙惨敗で)NOを突き立てられるような首相の肩を、庶民派の彼が持つ必要はないだろう」、「報道に中立を求めるのはまやかしだが、何も政権側につく 必要はないだろう」との批判の声が一部自民党筋からさえ出ている。
 実はみのの安倍首相への接近には、ある安倍氏側近の関与があった。

続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 山崎拓代議士といえば、『週刊文春』に親子両方とのつきあいを暴露され、直後の03年11月衆議院選挙では落選、いまさら女性問題といっても驚くに値しないかも知れない。
 しかし、政治家としての特権で持って得られる裏ガネから女性のお手当を捻出、囲っているとなれば当然、無視は出来ないだろう。
 山崎氏といえば、防衛庁長官(宇野宗佑内閣)を務め、現在も沖縄及び北方問題に関する特別委員会に所属、党の沖縄振興委員長を務めるなど、防衛族であり、大半の米軍基地を抱える沖縄県との関係は深い。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 筆者・渡辺正次郎(作家・政治ジャーナリスト)。音楽専門誌の編集長の傍ら、藤圭子など多くの歌手を発掘。その後、政界に転身。二・二六事件の時に岡田啓介首相を救出、また、わが国の戦争終結に尽力した故・迫水久常 参 議院議員の秘書などを務める。現在は作家・政治ジャーナリストとして執筆の傍ら、政治家のブレーン、選挙参謀として活躍中。『この国の恥ずかしい人々』、 『田中角栄の遺したもの』、『こんな政治家は辞職せよ!』(以上、日本文芸社)など著書多数。なお、この4月12日よりHP=「NEWS TODAY・政界、財界、官界一刀両断!!」 を再開(有料。ここをクリックしても料金は取られません)。

○連載(Ⅰ)を見たい方はココをクリック

 コロムビアレコードは何年かごとに、ちあきなおみ(横写真)のアルバムを発売する。その度に2万~3万枚が完売するという。それだけ人気が根強い証拠だろう。音源を持つレコード会社にとって定期的に宝を生む卵のようなものだ。
 私の手元の「ちあきなおみ大全集』(横写真)には、レコード大賞を受賞した『喝采』『矢切の渡し』『紅とんぼ』『赤い花』『帰れないんだよ』『星の流れに』『ネオン川』『さだめ川』など36曲が収録されている。
『喝采』は文句なく素晴しいし、何度聴いても『矢切の渡し』は細川たかしなど太刀打ちできない歌唱力を感じる。
 細川たかしが属していたプロダクションが彼に歌わせたくて、ちあきなおみにこの歌を歌わせなくした、という噂を耳にしたことがある(こうしたこともちあきなおみ引退の一つの原因とも言われる)。
 裏を取ったわけではないが、その心理が分からないでもない。
同じ曲を一週違いでテレビ等で歌えば、細川の歌唱力のなさ(“矢切の渡し”に限って言えば)は歴然としているのだから。
さて、話を戻そう。
 数日後、
「先生、津軽洋子さんに紹介していただきました瀬川(=ちあきなおみ)と申します。娘を連れて参りました」
と、髪をアップにした40代半ばと思える女性が訪ねてきた。ほうっと思った。色の白いなかなか艶っぽい美人だったからだ。
 母親と名乗る女性の後ろから、肩まで長い髪にウェーブのかかった真っ白いスーツの女の子、いや、女の子より少し大人になった女性が、
「初めまして、瀬川美恵子です。どうぞよろしくお願いいたします」
と、少しハスキーな声で挨拶をした。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 大手マスコミ既報のように、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先は2006年5月、額賀福志郎防衛庁長官時代、沖縄県名護市辺野古 V字案(左航空写真参照。V=2本の滑走路のこと)で日米合意。地元も基本合意していた。
 ところがその後、名護市や沖縄県はその場所を沖合いに出す修正案を提示。未だに結論は出ていない。
  地元は沖合いに出す理由として、周辺集落への飛行機やヘリの墜落事故、騒音のリスクを軽減するためと表向きは語っている。だが、試験飛行の結果、どちらで も騒音は変わらないとの結果が出ているし、墜落のリスクは限りなく小さい。それより沖合いに出すことでジュゴンのエサとなる藻場の喪失面積が2倍になるな ど環境破壊が確実に大きくなることがわかっている。
 では、それにも拘わらずなぜ、地元は沖合い修正にこだわるのか。
(右写真は辺野古現地の反対派 の現地本部。左の航空写真左端黄色マーカー部分にある)


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
「大江戸温泉」(東京都江東区)といえば、日本初の温泉テーマパークとして江戸開府400年に当たる2003年3月に開業。江戸の町を再現したお台場の新名所(写真)として話題を呼び、年間85万人もが利用している。
 それに気を良くしたのか、全国各地で湯宿をプロデュースしようと次々と既存施設を買収。いまやその数は両手に余る。
 もっとも、そのかなりが公的施設を安値で買収している事実は余り知られていない。
 例えば、2007年3月末に廃止になった日本郵政公社の郵便貯金総合保養施設「メルモンテ日光霧降」(栃木県日光市)もその一つ。
 入札の結果、大江戸温泉の関連会社で不動産部門を手掛ける「キョウデンエリアネット」(東京都)が最高値で落札した(ただし入札参加企業は大江戸温泉以外1社のみ)。
 それにしてもメルモンテの土地は、約14万4000㎡と実に広大。
 また、有貯関係の「かんぽの宿層雲峡」(北海道。3万㎡)は大江戸温泉本体が2007年2月に買収した(こちらは随意契約)。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 本紙既報のように 、“危ない上場企業”の一つである「NFKホールディングス」(旧日本ファーネス工業)だが、新たな疑惑が出ている。
 昨年7月、就任した武田芳夫社長時代のことだ。
  この少し前、同社は新たな事業を育成すべく大阪の不動産会社「ユニバーサルハウジング」を子会社化した(2億円出資し、50%の株式取得)。不動産事業そ のものをやるのではなく、同社が新規事業として始めたモーター技術で優れた住宅用換気扇を開発、それをユニバーサルの販売網で販売するというものだった。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ
 “身体検査”をして陣容を揃えた安倍改造内閣だが、万一、この件で 甘利明大臣の責任を問う声が出て来れば、安倍総理にとっては“爆弾”になりかねないということですでに一部で関心が持たれているこの疑惑、本紙は被害者と称する者から、詐欺師と名指しされる一方、N氏の名前が入った偽造有価証券のコピーを入手したので以下、掲載しておく。
 情報提供者は香港の銀行にこれを持ち込み、換金しようとしたところ、「ニセ札同様で、使う者も犯罪者とみなされる」として警察に通報されそうになったという。
 冒頭に掲げた写真は、この有価証券に書かれたN氏の会社(取引相手本社は英国ロンドンとなっている)が入居するわが国国内ビル(東京都港区)。
 記載通り、同住所のとある部屋に同名のプレートは掲げらていた。だが、現場で気づいた興味深い事実がある。


続きはこちら
アクセスジャーナル本部へ