怒りメッセージ① | プロコーチの戦略思考|高木鉄平

プロコーチの戦略思考|高木鉄平

多くの人々がより輝いている世界を作るお手伝いをさせていただいております。

「あぁ~、今日はやる気がしない!」

モチベーションが上がらない日や
イライラしたり、メラメラ怒りを覚えたり、
することってありまんか?

・プロジェクトがうまく進まない・・・
・英語がなかなか上達しない・・・
・何かを始めようとすると必ず親や周囲に反対される
・一歩踏み出せずにモヤモヤしている・・・

などなど
こうした状況に直面することってあると思います。

自己啓発では、こんな時に、
ポジティブ思考が大切!なんて言いますが、

アンソニーは、
否定的な感情を無理やりポジティブに考えたり
ネガティブな感情を『敵』だと考えたりはしません。

では、どうするのかと言うと・・・

『ネガティブな感情が出てきたときは
 あなたへの何かしらのシグナルがそこにある!

 何らかの【変化が必要なこと】を
 あなたに伝えてくれているんだ!
 ネガティブな感情はあなたの心強い味方なんだ!』

アンソニーはこのように言います。

例えば、
「ふざけるな!!バカヤロー」といった
『怒り』を覚えることってありますよね。

では、この『怒り』はどんなメッセージを
あなたに伝えてくれているのでしょうか?

答えの前に、少し考えてみてください。

あなたは最近、どんなことで怒りましたか?
どんな時に怒りを覚えましたか?

周りに聞いてみると、こんな声がありました。

・やるべき仕事をしていなかった部下に怒った!
・子どもがゲームばかりしていて怒った!
・自分のふがいなさに怒りを覚えた。
・自転車の無灯火をみると怒りがこみ上げてきた。
・約束を破られて怒った。

などなど、
人それぞれで面白いですが、

あなたはどんなことが思い当たりましたか?

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『怒り』が私たちに伝えてくれているメッセージとは?
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怒りのメッセージは

「あなたの大切な「基準」や「ルール」が
 他人または自分自身によって傷つけられた。」

というメッセージが怒りの裏側にある
とアンソニーは言います。

■あなたが怒りを覚えた時、
 そこにはどんなルールがあるでしょうか?

例えば、

子どもがゲームばかりしていて怒ったとしたら
「子どもはゲームばかりではなく◎◎すべきだ」
というルールがあるのかもしれません。

自分の不甲斐なさにイライラした!という場合は
『自分はもっとできる!』という基準があったのでしょう。

約束を破られて怒ったのなら
「約束は守られるべきである」というルールがあり
「尊重されず、傷ついた」と感じたのかもしれません。

では今日の質問です

あなたはどんなことに怒りをかんじますか?