遅くなりましたが、
舞台「オトナインデッドリースクール」が無事閉幕したことをここにご報告します。
ご来場ありがとうございました。
後日伺いましたが
全公演満席だったそうです。
デッドリーシリーズを愛するお客様
今回のご縁をたのしみにしてくださったお客様
そしてここでうまれる演劇を
もしかしたらわたしの生きる姿を
たのしみに劇場に足を運んでくださったお客様
みなさまの想いに。
呼吸、笑い、涙、拍手、SNS、、、
ひとつひとつから愛をいただきました。
心から感謝します。
正直みなさまへの感謝を伝えられればもう書くことはほとんどありません。
それくらい板の上からぜんぶ届けつくしたな、とふしぎな清々しさで包まれたままです。
シリーズ10周年イヤーの中でうまれたこの作品は女子高生たちが学校の屋上で生き抜く原作をオトナたちが市役所の屋上で生き抜く姿に変わりました。
だからどうってこともないだろうと思っていましたがそれは確実に作品に影響を与え、
わたし演じる墨尾優としては
まず人生に絶望していたこと。
絶望してたって生きることはできると知っていながらその糸を自分で断ち切るかどうかの瀬戸際に立ち、それをノブちゃんに救われること。
もうそれだけで大人だなって。
とろろの主観なんだけれどね。
そこから先はノブちゃんが隣にいることが大前提の墨尾優の2度目の将来。というところからはじまる2時間でした。
・・・ということを全て書いていくと文庫本ができあがってしまいそうです。
墨尾優として生きながら屋上で出会うひとたちと心通わせていくなかでひとりひとりのことが大好きになって、心底愛おしくて、だれも失いたくなくて、そんなこと言ってもやっぱり全てはノブちゃんが起点で。
ノブちゃんがいるから生きていける。
そう思った。
…だけど最後は
ノブちゃんに出会えたから生きていける。
に成長する姿を
見届けてくれて ありがとう。
るかぴょん。
わたしの全てをうけいれてくれてありがとう。
多くを語らなくたってわかちあえるふしぎな方でした。
でもそれってふしぎなんてものじゃなくて、るかぴょんが寄り添ってくれたからだと思う。
全て鮮明におぼえてる。
るかぴょんのノブちゃんとの出会いは輝いてた。希望だった。
信じてくれて 呼吸を感じて
目が合うとうれしくて
なにがあっても助け合える覚悟があって
そんな覚悟をきめた人とおくる日常はこんな幸せなものなのかと はじめての感情に出会った。
ノブちゃんの優しさが愛おしくて、、なんてすてきな女優さんなのでしょう。
またどこかで出会いましょう。必ず。
本当にみんなのことがすきすぎて、、、
きっと強い縁でむすばれたから
また会えます。
みんながくれた想いはいつも太いものになってあの夢のシーンに繋がる。
言葉にする必要がないくらいわかりあえているのに、さらにまたパスを、愛をくれる。
だから寂しくて…寂しくて。
寂しすぎるのだけれど。
かずまおばさんが勇気をいっぱいくれるんだ。
そしたらみんなの愛に包まれてることをありありと感じられて、ノブちゃんにもう一度希望をもらう。
それが全てでした。
わたしもこうやって優みたいにたくさんの方の愛を心にまとって生きていけたらどんなときも胸はって生きていけるんじゃないかと思ったし
実際わたしたちこの座組はお客様からたくさんの愛をいただきましたから
いろんなことが重なってつまり
これからも精一杯板の上に立ち続けよう。作品に正直で、芝居を愛して、お客様に誠実でいつづけよう。そう決意しつづけるのでした。
最高の通過点であり一種の集大成でもありすてきなはじまりでもあって尊い一ヶ月でした。
足を運んでくださったお客様
スタッフの皆様
座組の皆様
そして、優。
ありがとうございました。
とろろ推しのあなた。
背中をおしつづけてくれてありがとう。
すてきな景色、またみせてもらっちゃったよ。
そのぶんのお返しはできただろうか。
ありがとう。これからもよろしくね。
また会いましょう。
オトナインデッドリースクール
墨尾優役 七海とろろでした。