トロントより

おはようございます

6月11日の話題

(1) ドンリバーの流れを自然に戻す努力

(2) トロント教育委員会の教員は病欠が多い

(3) トロントの奥深さに気づかされた教会焼失

6月10日の話題

(1) 100年超の教会が炎上。貴重な美術品が焼失

(2) 親イスラエルの人が5万人集まるも大きな衝突なし

(3) 市内樹木マップで一目瞭然

(4) [おまけ」このピカチュウはなにでできているでしょうか?

 

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トロント市ダウンタウンコアは、金融・証券・保険、法律・会計・コンサルティング、通信・ITなどカナダでも最大のビジネス街となっています。超高層ビルが立ち並び、遠方から眺めると、異常なほどの街並みです。

 

しかし、コロナ以降、こうした職場ではテレワークが広く普及し、その体制も定着してきたことから、ダウンタウンコアに通勤する人は激減しているようです。

 

トロントの通勤事情は、北米でも最悪のレベルと言われており、道路渋滞、公共交通網の遅延など、通勤に多くの時間を費やすことになります。

 

テレワークで同じ仕事ができれば、わざわざ通勤で時間をムダにすることはないと考えるのは、経営側も雇用者側も同じ。

 

しかし、出社する人を対象にビジネスをしているお店も多くあり、ダウンタウンコアの経済活動は落ち込んだまま。そこで、市長は各企業のトップと会い、オフィスに出勤する日数を増やすよう要望したようです。

しかし、企業側の反応は好ましいものではなかったようで、オフィス出勤の必要性は仕事に内容によると考えるところが多いようです。既に定着しているハイブリッドワークと業務体制を簡単には戻せないというのが本音。無理に行えば、有能なスタッフを失うことにもなり、人材不足の今、なおさら慎重になります。

 

たとえ市長の要望でも簡単には受け入れられないのでしょう。市長の思惑は理解できますが、アプローチが違うように思います。

 

 

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