トロントより
おはようございます
6月10日の話題
6月9日の話題
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トロントは地域によって、様々な特徴を持っています。
世帯所得（貧富の差）
人種の違い・コミュニティー（白人系と有色系）
そして、それらが、教育レベルの差や犯罪率の差も生んでいるのが実情です。
自然環境という面では、緑地の違いも地域の特色として認められるようです・
この地図は、地域ごとの樹木の割合を示したものだそうです。
東のルージュリバー、中央のドンリバー、西のハンバーリバーの沿った地域では樹木が多くなっているのは当然と思えますが、樹木率が低いオレンジ色の地域は、東部のスカボロ中央部から北部と、市内北西部。これらの地域は、貧困、犯罪の率でも問題となっている地域と重なる地域です。
トロント市は２０１０年ころ、市内の樹木率を２０５０年までに４０％に引き上げることを約束しており、毎年１２万本の樹を植えています。その予算は、維持費を入れて年間８５ミリオン。現在、樹木率は３１％だそうで、目標まではまだまだ継続的な努力が必要です。
市内に樹木が増えると、平均気温の低下、CO2削減に効果があるのは周知のことで、こうした取り組みはとても大切だと思います。
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