トロントより
おはようございます
カナダ国内で移民が増え、他州からも流入する都市というと、バンクーバーやトロントが思い浮かびますが、その理由は仕事を見つけやすく、公共交通機関があり、賃金が高いということがあります。
しかし、住宅費も物価も高いため、生活は決して楽ではありません。オンタリオ州全体で見ても、流入人口も多いですが、流出人口も多くなっています。
今、急激に人口が増えている州があります。
アルバータ州です。
商業・観光都市のカルガリー
政治・学問都市のエドモントン
そして、北部には鉱物資源が無尽蔵にあるとみられています。
経済基盤が強く、住宅価格が適正（安い）であることで、新移民、他州からの移住者が急増しているのだそうです。
しばらくこの傾向は続くと思われますが、人口が増えることでの懸念はメリットの一つである住宅価格。
資材高騰、人件費高騰、人材不足など住宅建設を急に増やすことができない現状、需要が増えれて当然価格が上がっていきます。バブル的な上がり方をすれば、メリットが失われることになりバンクーバー、トロントの二の舞になる可能性があります。
そうした状況にならないよう、州政府がどのようなかじ取りをするか、注目です。
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