トロントより
おはようございます
米国、カナダなど北米では、オピオイド系鎮痛剤を興奮剤・麻薬的に使用することが若者の間にまん延しており、その趨勢が日本でも見られるようになっています。中学生が市販鎮痛薬を過剰摂取し救急搬送されたという事件が報道されたこともありました。
カナダの最新調査結果によると、コロナパンデミックの間（２０１９－２０２１年）、オピオイド過剰摂取による死亡者数が倍増したそうです。
カナダ全土で過去８年間で40000人以上が過剰摂取で死亡しているそうですが、
２０１９年 ３００７人
２０２１年 ６２２２人
２０２３年 毎日平均２２名が死亡（推定）
となっているのだそうです。
特に２０－３９歳の若者の間では、死亡の要因中、４人に１人は過剰摂取によるものだそうで、３０代で見ると、３人に１人となっているそうです。
最近では、認証を受けている市販鎮痛剤にとどまらず、オピオイド成分を含む違法な薬物ドラッグも蔓延しているようで、裏社会の新たなビジネスになってきているようです。
早急な対策が必要です。
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