トロントより
おはようございます
移民の国カナダの移民政策は日本を含め諸外国から注目されています。しかし、そのカナダもかなり苦労しているというのが実態です。
昨年在住者4000万人に到達し、急激に人口が増えました。その牽引となったのが留学生、外国人労働者の増加。
しかし、そうした新移民の急増が、住宅不足問題や人材の偏重・不足の要因になっていると指摘されています。
昨秋以来、カナダ政府は様々な移民政策変更を打ち出しています。
留学ビサ発行数の制限
留学生の就労時間の上限再設定
今回発表されたのは、外国人労働者や留学生などTemporary residentsの人口比を下げるための変更です。
現在6.1%となっている割合を、向こう3年をかけ5.0%に引き下げるというもので、具体的な人数に換算すると現在の250万人が50万人相当減少し、200万人にまで抑えられることになります。
加えて5月1日から外国人労働者を雇用する場合の条件が厳しくなります。
ー 労働市場の需要に沿っているかどうかを検証するため、就労査証期間を現在の12カ月から6か月に短縮。
ー 低賃金外国人労働者の職場内割合をパンデミック時に引き上げた30%から、以前の20%に引き下げる(建設業界と医療業界は除く)
ー カナダ人・永住者が空職を埋められない場合、外国人労働者を呼ぶ前に、カナダ国内にいる亡命希望者や就労査証保持者を雇用する努力を示すことを義務化する
パンデミック時に緩めた移民政策方針を、かなり厳しい条件に戻す姿勢を明確にしています。
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3月21日の話題
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<このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません>
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