トロントより
おはようございます
コロナパンデミック直後の２０２０年４月に、カナダ政府はカナダ入国時の申請ツールとして、ArriveCanというアプリを導入しました。現在も稼働しており、事前にデータを登録しておくことで入国時の手続きが簡便化されます。
そのシステム開発と導入後の活用につき監査が入り、非常に厳しい指摘がされています。
指摘された主な点は以下の点
ー 導入プロセスで適正な手順を踏んでいない
ー プロジェクトコスト管理ができていなかった結果、莫大な税金の無駄遣いとなっている
ー プロジェクトデザインにおいて、不備があっても責任の所在が不明
ー 収集したデータが適正に管理されていない
ー データを活用するためにはシステム改修が必要でその見積金額は５９．５ミリオン
まったく話にならない政府プロジェクトだったようです。企業であれば、社長以下担当取締役が横並びになって頭を下げている事態でしょうね。なにせ、この費用、全額税金ですから。
導入して稼働しているArriveCan、これからどうするのでしょうか。
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＜このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません＞
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年お