<このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます

 

昨晩の体感気温はマイナス22度

極寒警報が出されており、市のワーミングセンターが開設されています。

 

カナダ中部・北西部でも猛烈な冷え込みが続いているようですが、やや気温上昇が期待できるようです。

 

サスカチュワンでは、マイナス51度からマイナス20度までなんと30度も気温上昇するとの朗報が出ていますが、マイナス20度は十分寒いです。

 

オンタリオ州のさらに北、ヌナブット準州ではブリザードとなっているようで、時速90キロの風が吹きつけているようです。

 

しかし、この極寒を待ち望んでいる人たちもいます。オンタリオ州北部・北西部は、森と湖ばかりの地域が広がっています。そうした土地には先住民の方たちのコミュニティーが点在しており、夏場はボートや飛行機で少量ながら物資を運び生活しています。

 

こうした地域に住む方は、冬場の物資搬入に期待しています。冬場、マイナス30度からマイナス40度の天候となることで、河や湖が凍り、物資輸送を行う大型トラックなどがその上を走ることができるようになり、一機に大量の物資を運ぶことができるのだそうです。

 

オンタリオ州北部にはこうしたWinter Roadのネットワークが30あり、総延長3000キロで32の先住民コミュニティー、45000人の生活を支えています。

しかし、今年は例年より10度以上気温が高く暖冬となっていることで、河や湖が十分に凍り付かず、こうした道路Winter Roadが開通していないところが多く1月8日時点ではわずか1本のみ。
 

本来であれば、年間を通じて利用できる道路が必要なところですが、そのためには道路開発への莫大な投資が必要になります。

そのため、今年は、コミュニティーが共同して冬の物資輸送の道を作っているのだそうです。

 

今到来している寒波が続くことで、何本かのWinter Roadは開通するかもしれませんが、安心はできないようです。

 

インフラの整った都市部に住む我々には想像もつかない生活ですが、これこそカナダの生活なのかもしれません。

 

1月14日の話題

(1)本格的な寒さ到来

1月13日の話題

(1)除雪サービス縮小と固定資産税引き上げに市民は。。。

(2)天候が保険料値上げの要因に

(3)ワインのカロリーと糖分の関係は?

 

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