< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます

 

トロント市内、特にコア地域と周辺隣接地域には多くのコンドミニアムが建設されています。一棟数百部屋という高層コンドミニアムが多く、その購入者は個人だけでなく、不動産投資家も多くいるようです。

 

投資家は、その部屋を賃貸に出すことでローン返済資金を確保し、住宅資産価値が上がるのを待つというケースが多いようです。

 

先日も日本のウェブニュースに、トロントの高層コンドミニアムの価格が高すぎて買い手をつかないために、所有者が多くの部屋をAirBnBなど短期賃貸に大量に出しているとの記事が紹介されていました。

 

今朝の紙面トップの記事もまさに同じ内容です。取り上げられた例の一つがこれ。

トロントコア西にあるICE COMDOでは234室中88室が短期賃貸に登録されていることが確認されており、その所有者はそれらの部屋に居住していないそうです。

住宅不足を最大課題の一つにしているオンタリオ州、トロント市では、住居用住宅・コンドミニアムの短期賃貸提供の条件を制限しており、所有者が居住していること、短期賃貸期間が28日以下であることなどとなっています。また、短期賃貸ライセンスを得るには、53ドルの登録料と住所を記載してある写真付き政府発行証明書の提出が必要です。

 

しかし、実態はそうした正規の手続きを得ないでAirBnBなどに掲示している物件が多数あるようです。また、ビルの管理会社などが、市の規制を回避する抜け道を指導することもしているようです。

 

AirBnB側では、市の規制を緩和することを要望しているようですが、それは自社の営業上の理由であり、市の政策とはまったく別の理由です。

 

一般住居のコンドミニアムに短期賃貸利用者が多数住むことで問題も出ているようです。

 

こうした状況も、住宅価格がバブル的に異常な価格高騰したことによる影響といえるのではないでしょうか。

 

1月6日の話題

 

(1)新年本格始動の前にお手軽ワインでゆったり

 

1月5日の話題

(1)旧トロント市庁舎の存続に赤信号

(2)2024年後半に期待

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