< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

 

トロントより

おはようございます

12月に入り、クリスマスショッピングシーズンに入りました。しかし、ここ数年の物価高騰、金利上昇でクリスマスショッピングに使う予算も厳しくなっているようです。

 

最新の調査によると、クリスマスショッピングに使う平均金額は$1347だそうで、昨年から11%も下がっているのだそうです。

 

賃金も平均でみれば5~6%は上昇していますが、生活費、食材費、債務返済などはもっと上がっている感じで、クリスマスショッピングなどに使う金額は節約されているようです。

 

さらにクリスマスに向け、心配なことがあります。

 

クリスマスはどの家庭にとってもウキウキするものですが、企業にとって見ると、年度末となる会社が多く、来年度の見通しによっては対策を打つ最後のタイミングです。

 

昨日ご紹介したCBCのように、このタイミングで解雇を実行する企業も多くなりそうです。景気後退リセッションも現実味が出てきましたし、世界情勢もまったく安定せず、金利は高止まりとなる見通しで、IT・メディア業界、そして金融業界では、先を見こんだスリム化を進めており、年度中に解雇が行われる可能性があります。

 

これまでは、週末やクリスマス休み前には、解雇を行わないというのが慣行でしたが、そのルールもパンデミック以降変わってきたようで、多くの企業にとって最終稼働週となる18-22日の間に解雇が言い渡されるケースが増えるかもしれません。

 

ちょっと不安が多いまま、クリスマスを迎えることになりそうです。

 

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