＜ このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません＞
トロントより
おはようございます
住宅ローンの残高に変化が起きているようです。
住宅ローンの月々の返済には、元本部分と利息部分があります。最低限、元本部分は返済が必要ですが、利息部分の返済には若干のフレキシビリティーが許される住宅ローンタイプがあるようです。ただし、その未返済利息残高は、残高元本に組み込まれるようで、そうしたものをNegative Amortization Morgage (元本が増えていくローン）というのだそうです。
カナダ中央銀行が金利引き上げを行い、住宅ローンの返済額も増えています。しかし、このNegative Amortizationの残高は減り始めているようです。
このタイプの住宅ローンを使っている人が、がんばって増えた利息返済を行っているのか、返済ができずに住宅を手放しているのか不明ですが、おそらく住宅を手放すケースが増えているのではないかと推測されます。
こうしたNegative Amortization Morgageは２０２６年までには無くなると見られており、今後も、借手は住宅ローン更新を機に、高い利息を払うか住宅を手放すかの選択を迫られることになりそうです。
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