< このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません>
トロントより
おはようございます
週末までの異常な暖かさで、トロントの桜も咲き始めたようですよ。トロント大学では満開に近いようで、ハイパークでも2分咲きくらいになっているようです。
今日は、平年気温に戻り、日中最高気温5度で雨となりそうで、開花のペースがちょっと遅くなりそうです。今度の週末までもつとよいのですが。
昨日は恒例のボストンマラソンが無事に開催されました。
雨で寒そうですが、完走した人達はうれしそうですね。いいことです。
コロナの期間、学校教育は対面授業ができず、指導時間が急激に減ってしまいました。その影響が生徒の学力に顕著に出ています。
昨年再開した標準統一テストの結果、
ー G3のLiteracy読解記述力では2/3の生徒がB評価である標準点に達せず
ー 数学では全学年にわたって大幅に平均点低下
ー 高校卒業率は89%を維持しているものの、この5年間で約15000人の生徒は、高校卒業証書を得ることができず
こうした事実に対し、保護者や関係者から強い懸念が上がっており、州教育省では、昨日以下の発表を行いました。
州教育担当大臣が発表したのは、
The Better Schools and Studnet Outcomes Act
その柱は
ー カリキュラム(特に書く力と数学)について州教育省が持つ権限を強化する(新しい学力標準の設定など)
ー 教員研修強化と教員評価を見直す(特に、指導的立場にいる教員の研修)
ー 2023-24年度教育委員会予算に693ミリオンの追加(対前年度比2.7%増)
ー 180ミリオンをあて、読み書き、数学の学力補習のため、1000人の教員を増員
ー 各教育委員会が持つ土地で余剰、未使用となっているものについて、州が売却などの権限をもつ
などとなっています。
州内72の公立教育委員会全てに適用となる今回の議案、既に野党からは非難の声が上がっています。特に、最後の余剰・未使用の土地の売却権限は、州の住宅政策に転用されることが予想され、争点になりそうです。
子供たちの将来のために、しっかりと議論してほしいと思います。
17日の話題
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