11月上旬。
マンチェスターを彷彿とさせる、どんよりとした曇空。(行ったことないが)
最近は台風のおかげで電車の大幅遅延が相次いだ。
そんな時、JR土呂駅と東武野田線大宮公園駅を徒歩で行き来した人も多いはずだ。
そんな人はきっとこのお店を目にしたはずだ。それが…こちら
住宅街にひょっこり立て看板が出ているパターン。ワタクシの好きなパターン。
後で店主さんと話したが、雑貨屋さんに見られることが多いらしい。しかし…。
その実態はご覧のとおりカフェなのである。
「いらっしゃいませ。」
「さぁ。こちらの席へどうぞ。」
穏やかで優しそうでありながら明るい雰囲気も併せ持つ店主さんがお出迎え。
この窓際の席に座ると外を歩く人が店内の様子を気になっているのが実によく分かる。それを利用して現在店主さんが何かいいアイデアがないか模索中である。
飲食の前に。もはや説明不要。
一見、雑貨店と思われる店内の内装や雰囲気を写真多めで紹介した方がむしろ分かりやすいだろう。
お子様連れのお客様にはこんな席の方がゆっくりできるかも。
海外によく行く店主さんが現地で撮影した写真の数々。
このお店の主役のひとつであるアンティーク・ビンテージ食器は一部販売もしている。
だから、雑貨屋さんに見えるというのもあながち間違いではない。
さてお待ちかね。お食事メニューは日替わりで。種類もその時々の状況に応じて。
本日のお食事メニュー「カフェアンド…セット」と、このお店のもうひとつの主役・珈琲は…これだ。
「最強である」
今回は味はもちろん、見た目も
「最強である」
実はこれらの食器はすべてアンティーク・ビンテージ食器なのである。
一気に緊張感が増してしまった、そこの貴方。お気持ち分かります。私もそうでした。
ですがご安心を。
もちろん、落とさないようにとか、常識的な注意・配慮は必要ですが、かといって過剰なまでの緊張と注意までは不要です。
そこまで行くと見た目と味を楽しめなくなってしまいますよ。
「食器は使ってこそ」という店主さんのスタンスも好感が持てるし何より説得力がある。
食器の見た目の美しさだけではない、店主さんこだわりの料理の数々をみていこう。
「そぼろご飯」
「油揚げと豆腐の味噌汁」
「鰯の青じそソテー レモンソース」
「茄子のベシャメルチーズ焼き クミンがけ」
「ピーナツ入りサラダ 梨のドレッシング」
「豚の角煮と大根」
「柿 ハニーバルサミコソースがけ」
「丸山珈琲の豆で入れたホットコーヒー」
全ての料理に共通して言えることは、「1品1味」でなく、1品につき複数の味が重層的に楽しめるという点である。ここにもアンティーク・ビンテージ食器ばりの店主さんの料理に対するこだわりがうかがえる。
「ごちそうさまでした」
美味しい料理と珈琲に集中させていただき、さて一段落というタイミングで、このお店のもうひとつの主役。
サービスでいただいたクッキーとキャラメルとホットウーロン茶を飲みながら、店主さんとゆっくり楽しむ「おしゃべり」。
これがこのお店のもうひとつの主役である。
海外経験豊富な店主さんから、さまざまな国の貴重なお話を聞く事ができた。また、店主さんは聞き手としてもプロフェッショナル。好奇心旺盛で大きく頷いて話を聞いてくださったり、質問してくださる。来店した貴方に店主さんとの楽しい「おしゃべり」をお約束できるだろう。
また来よう。
この店もまた日替りならではの来店するドキドキを味わえる。
土呂ぼっち飯。
また逢う日まで。
エンディングは、もちろんこの曲。
PIZZICATO FIVEで「a message song」
<本日ご紹介したお店>
「Cafe and...」
〒331-0804 さいたま市北区土呂町2-7-5
平日 11:00~15:00 土日祝 10:00~16:00 不定休
twitter @CAFE_cafeand
facebook Cafe and...(@cafeand275)
次回も土呂不動産の「ぶろぐ」をどうぞお楽しみに。