トーナメント当日、皇居へと向かう道にてー
物部「いよいよ数学に心酔してる奴等をぶち殺す時だな」
宙野「ああ」
物部「だが化山や生瀬を倒すような奴等が大勢いると考えると…俺達も油断は出来ないぜ」
宙野「・・・」
物部「?宙野、聞いてるか?」
宙野「・・!!後ろだ」
「実数弾!」
物部、宙野は辛くもかわす。
物部「チッ、危ねぇな…何だ?」
「俺は数の味方、中村正義ッ!お前達の企み、聞かせてもらったッ!」
物部「この展開、前回と似てるな」
宙野「結果まで同じにはならんさ。『宇宙の弾丸』」
突如、三名の上空が暗くなったかと思うと…なんと小型の隕石が飛来していた!
中村「くっ、なんという力ッ!!!!しかし我が数は無敵ッ!!!!実数壁ッ!!!!」
物部「・・・隕石の質量に加え、莫大な位置エネルギー。とてもそんな壁1枚で防げる攻撃じゃねえよ」宙野「・・・」
隕石、地表と衝突!
ドガアアアアアアアアッ!!
物部「うごおおおおおっ!!」
物部は、巻き込まれて死亡した。
後に残ったのは、宙野と、クレーターと…
中村。
中村「言ったはずだッ!実数壁は無敵だとッ!」
宙野「隕石でその壁が壊れないことぐらい分かっていたさ」
中村「なにッ?」
宙野「“お前用”はこっちだ。『大地の捕食』」
突如、中村の周囲の大地が2つに裂けた!そして、戻った!
挟まれる中村。
中村「ぐぐぐぐぐッ…!」
宙野「壁を挟む余地もあるまい。そのまま圧死しろ」
中村「待てッ!」
宙野「…なんだ?」
中村「お前は先程“お前用”と言ったな?ならば先程の隕石、味方を殺すつもりで放ったのか?」
宙野「ああ、そうなるな」
中村「何故だッ!」
宙野「まあ待て。今度は俺が質問する番だ。貴様、トーナメントに参加しているな?」
中村「…しているッ」
宙野「そうか、それはよかった。『食いちぎれ』」
宙野がそう言うと、中村を挟んでいた地割れは、閉じた。後には中村の首だけが地面に転がっていた…
宙野(あいつもあの発言がなければもう少し生かしておいてやってもよかったのだが)
物部の「俺達も油断は出来ないぜ」という言葉。これこそが宙野に殺意を抱かせるきっかけとなっていた。
地球科学を絶対的に信仰する宙野にとって、少しでもその力を疑うような発言は許せなかったのである。
地球の申し子・宙野博
宙野は中村の首を掴むと、自分が「空けた」トーナメントの枠を埋めに皇居へと向かった…
そして…
鎌田聖治━┓
○○○○○┣┓
サンドラス━━┛┃
井上芽金━┓┣┓
○○○○○┣┛┃
橋本ジョニー┛○┃
村山玉榮斎┓○┣┓
○○○○○┣┓┃┃
湯川○秀━┛┣┛┃
ピーター━┓┃○┃
○○○○○┣┛○┃
神明親王━┛○○┣
関○和弘━┓○○┃
○○○○○┣┓○┃
松下五衛門┛┃○┃
哀川○賽━┓┣┓┃
○○○○○┣┛┃┃
細川英明━┛○┣┛
保川○守━┓○┃
○○○○○┣┓┃
猪突○猛━┛┣┛
宙野○博━┓┃
○○○○○┣┛
フリードリッヒ━┛
「参加締切後も何人か変更があったようだが、これで対戦表も完成だな」
「ほほう…わしの位置は中々手応えがありそうですなぁ」
「そちには期待しているぞ、超越者・村山玉榮斎よ」
村山「本当は参加するまいと思っていたのですが…陛下の御命令とあらば全力を尽くしまする」
天皇「そち程の男が参加を躊躇っていたのか?」
村山「年寄の冷水かと思いまして。参加をすれば…優勝し申し上げてしまいますので」
天皇「かっかっか、変わらんのう、そちも。後30分で開会じゃ。もう会場にはみな集まっている。そちも行くがよい」
村山「はっ」
トーナメント開幕間近!