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【天 気】曇り 一時 晴れ
【月 齢】26.6 / 若潮
【認知症】普通
【妄 想】通常
 
 
朝の様子はこちら → 食欲旺盛
 
 
仕事終わりの電話は4コールで出てくれた。
ぐたぐだになってるかも..と思ったものの、会話は結構しっかりで、
まずまず良い感じ。
 
しばらくお喋りして..
 
「晩御飯食べましたか?」
 
「ううん。まだよ。」
 
「今日はごみ持って帰るけん、ぼつぼつでかまんけん、
食べよってくれたら助かります。」
 
「あー、ほしたら、おにぎり3つ買うてきてくれる?」
 
みっつ?
幾つかは僕の分かな?
 
「僕はおうちで食べないかんけん、おにぎりは要りませんよ?」
 
「うん。まぁ3つ買うてきてや。」
 
「子供らは居っても食べんけん、放っとかないかんよ?」
 
「うん。」
 
「3つでかまんの?」
 
「うん。3つほど買うて来てください。」
 
どういう分配なんだろう..
 
まぁどうしても3つとの事で、3つ買って実家に行った。
 
 
玄関開けると、母が出迎えてくれた。
今日持って帰る燃えるゴミを、ある程度纏めていくれていたけど、
何故かプラまで出ている。
 
「纏めてくれたんじゃな。ありがとう。助かります。」
 
「うん。ざーっと纏めといたんよ。」
 
「プラは今日は持って帰らんよ?」
 
「え?..ああ、アンタなんか分ける言いよったろ?」
 
「ああ、あれは向こうの部屋に置いとるんに、ペットボトルが混ざっとるけん、
分けないかん言いよったんよ。」
 
「ああ、向この部屋のかね(笑)」
 
母の部屋に行くと、おかずの支度をしてくれていた。
母が..おかずを結構食べている。
 
お昼に“晩御飯に”と買っていたおかずも、ほとんど食べていて、
母が今日作ったおかずも食べていた。
 
お喋りしつつ、僕もおかずを頂く。
母は、買って帰ったおにぎりを、1つペロッと食べてしまった。
 
「今日は凄いな!」
 
「ほうよ。食べてしもたがね。」
 
「今日はいっぱい歩いたけん、お腹空いたんかな?」
 
「ほうかも知れん。」
 
残りのおにぎりは、明日食べるらしい。
いつも、このくらい食べてくれると嬉しい。
 
 
母も僕もご馳走様。
 
夕食後のお薬を母に見せ
 
「はい、食後のデザート。」
 
ぶっと吹き出し
 
「ああ、それ(笑)」
「しっかり出てきますね(笑)」
 
お薬を口に含み、白湯を口に含む。
 
何を言ったのか忘れたけど、何気なく言った僕の一言が
母のツボにはまったようで、口を押えて肩を揺らして笑っている。
 
しばらくして、やっと飲み込んで..
 
「あぁぁ..噴き出しよったがねぇ!(笑)」
 
「大変な事になるとこじゃったな(笑)」
 
調子の良い時は、本当によく笑う。
ウケを狙ったつもりが無くても、普段の会話でよく笑ってくれる。
 
しばらく前までは、こんなんだったのになぁ..
 
悲観しても仕方ない。
 
時々でもこんな日があるだけで、本当に凄いと思うし嬉しい。
また、どーんと落ち込む事も多いと思うけど、
いっぱい笑ってもらえるように、頑張って支えねば。
 
 
晩ご飯も食べてくれていたし、ゴミも集めてくれていたので、
今日の用事はあっさり終わった。
 
「明日も早起きですね。」
 
「え?」
 
「明日はデイの日ですよ?」
 
「ああ、忘れとった。」
「まぁ、明日は行ってきましょうわい。」
 
朝7時半頃に来るので、ぼちぼちお支度するようにお願いして、
実家を後にしました。
 
 
明日も、いっぱい笑える日だと良いな。
 
 
 

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