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【天 気】晴れ
【月 齢】2.6 / 大潮
【認知症】普通
【妄 想】通常
 
 
朝の様子はこちら → 出だしが肝心
お昼の様子はこちら → 新たなストレス
 
 
さて母は、お風呂に入ったのだろうか..
 
仕事が終わり、母に電話。
 
「今日お風呂に入ったんじゃけどね、左の耳が物凄い時間が掛かったけど、
なんとか聞こえるようになったわい。」
 
「よかったよかった。頑張ったな。」
 
「ほうよ。右はイカンかったけど..」
 
「まぁ、片一方だけでも聞こえたら、全然違うけんな。」
 
結構時間が掛かったけど、左は自分で入れられたらしい。
ただ、上下間違えて無理矢理ねじ込んだりしている時もあるので、
見てみないと分からないけど。
 
ご飯はまだ食べてないようだったので、先に食べるように伝えて、
電話を切りました。
 
 
実家に到着。
 
母は、晩御飯はまだでした..
ま、仕方ないか。
 
夕食の支度をして、母の夕食タイム。
僕はおかずを突く..
 
あーだこーだと喋って笑い、ゆっくりだけど、着実に食べる母。
 
「今日は女の子が2人、ベッドの上で寝よったわい。」
 
「ほうかね。」
「出てきたら『もうお帰り』言うて、追い返さんけんよ。」
 
「ほうよ。そうしょう思うてベッドに行きよったら、もう消えとるんよ..」
「いつ出て行ったんか、さっぱり分からんのよ。」
 
こういう時にも、認知症が進んだなと感じる。
しばらく前までは、ここで「おかしい」と感じて、自分で幻視だと判断してた。
今はその判断ができない..
 
「それはもしかしたら、なんぞの錯覚かも知れんよ?
光の加減や物の加減でそう見えたんかも知れんな。」
 
「あー、ほうじゃろかね。」
 
とはいう物の、母の頭の中では妄想と結び付いてるので、
錯覚とか幻とかは、思ってないんだろうな..
 
今日もよく喋り、良く笑う母。
短い時間だけど、思い出話でも盛り上がり、
夕食はまずまず食べてくれました。
 
 
母にお薬を飲んでもらい、後片付け。
 
今日はごみを持って帰る日。
 
冷蔵庫の中の怪しい物を取っていると、母も加わってきた。
大々的に色々広げ始めたので..
 
「今日はこの辺にして、次の土曜か日曜に、大々的にやりましょうかね。」
 
「あ、そうする?」
 
「その時は容赦しませんよ?(笑)」
 
「こわいねぇ(笑)」
 
 
色々片付けている時に、今日買って来たパンが1つ無くなっている事に気が付いた。
ざっと探しても見当たらない。
 
買い物の片付けをしてた時
 
 「これは今日食べてみよ」
 
と言ってたので、食べたのかも知れないけど、袋が見当たらなかったような..
明日辺り、泥棒のせいになってないと良いけど。
 
 
色々終わり、帰る間際に、母が思いもよらない事を言いました。
 
「ほじゃけど、泥棒も、もう来んかも分からんね。」
 
耳を疑いました。
なに?どうしの?何があったの??
 
もしかして、泥棒と、このまえ家を壊そうとした若い人たちと
間違えてるのかも知れないけど、どちらにしても
 
 「もう来ないかも」
 
なんてこと、今まで一度も言った事ない。
 
でもすぐ
 
「あー、でも分からん..」
 
「ほじゃけど、そろそろ諦めるかも分からんよ?」
 
「うん。」
 
良い変化であれば良いけど..
ちょっと嬉しいような、結構怖いような..
 
明日辺り、また叩き落されそうな気がして怖い。
 
 
「明日また7時半頃来ますので、ぼつぼつ起きとって下さいね。」
 
「はいはい。明日もお願いします。」
 
 
お風呂に入ったので、ちょっとグダグダかな?
と思っていたけど、案外シャキっとしてた。
 
今日も伯母と電話で話したようなので、それでシャキッとしたのかな。
 
最近、どうしたの?ってくらいシャキっとしたり、
調子が急上昇した翌日に、叩き落される事が多い。
つい最近も、叩きのめされたばかりなので、素直に喜べない。
 
でも、今のこの調子を、なんとか維持できると良いな..
 
 
 

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