6月30日の夕方から、函館は、雨模様となりました。
それも、かなり強い雨。
そう言えば、2年前(2022年6月28日)の夜も、函館は強い雨でした。梅雨がないと思い込んでいた北海道に、“蝦夷梅雨”・・・というものがあることを初めて知りました。
その時(2年前)、路線バスの窓越しに函館近郊の「戸井線跡」を見て、今回の計画を思いつきました。
それは、函館から大間に船で渡る・・・つまり、青函トンネルの別ルート候補を辿るというもの。
そして、今回も強い雨の中、宿泊ホテル近くで居酒屋を探すことに・・・
見つけたのか、「みちのく」という居酒屋。
店内を覗くと、観光客らしき人はいない。
久しぶりの“さすらいの一杯”は、ここに決めました。
美味しかったのは、つぶ貝と水ダコのお刺身。
(帰りに、つぶ貝の大きな貝殻をいただきました)
そして・・・翌朝(7月1日)。
リュックを背負い、函館駅に向かいました。
このバス(8時15分発、320円)で、函館フェリー・ターミナルに向かいます。
そして、貨物用線路も・・・
曇り空ですが、一部に青空も見え、空模様は回復傾向。
8時35分、フェリー・ターミナルに到着。
ターミナルに入ると、目の前に、このような案内が・・・
なに!? 欠航 !?
なんでも、到着地の「大間港」の天候がよくないとのこと・・・
空模様は回復傾向なので、期待しながら16時の便を待つことにしました。
9時38分、いい感じの青空になってきました、
ただ、風は強い !!
この船(津軽海峡フェリー、大函丸)が、大間港行き。
でも・・・16時まで長い。
「フェリー弁当」の販売開始は、10時と書かれています。
10時になると、「さけ弁当(360円)」と「限定ゴールデンカムイ/サッポロクラシック缶」を購入。
発券カウンターの女性の話では、16時の便については天候調査中で、運航するかどうは12時半過ぎにわかるとのこと。
この缶、“北海道限定”ということで、しっかり記録・
青空を見上げながら、16時の運行は大丈夫・・・と。気持ちが盛り上がります。
カウンターの女性が、玄関に向かって走って行きました。
追いかけると、このようなことに・・・
そして、発券カウンターにも、このような案内が・・・
がくっ・・・と力が抜けました。
結局、16時発のフェリーも“欠航”が決定 !!
すぐに、宿泊予定の下風呂温泉「まるほん旅館」に電話をして、事情を説明しました。幸い、キャンセル料は発生しませんでしたが、しばらく、ボ~っ・・・としていました。
次の日の宿泊地も決まっていたので、とにかく、本州に渡らなければなりません。
青森行きは、17時30分。これは、運行されるとのこと。
予定が大きく狂って、かなりショックを受けながら、函館湾を眺めながら、時間をつぶしました。
強い風が、全身のエネルギーを吹き飛ばしていきます(涙)。
結局、函館港と大間港の船旅、そして、「大間線跡」巡りは、次回のお楽しみとなりました。