海路で、函館(北海道)から大間(青森県)に渡るはずが・・・ | 夢見る“乗り & 撮り鉄❤日記”

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古川 amor 望夢のブログへようこそ !!
ブログ開設は、2008年9月12日、
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※福井県大野市出身、金沢市在住

6月30日の夕方から、函館は、雨模様となりました。
それも、かなり強い雨。

 

そう言えば、2年前(2022年6月28日)の夜も、函館は強い雨でした。梅雨がないと思い込んでいた北海道に、“蝦夷梅雨”・・・というものがあることを初めて知りました。

 

その時(2年前)、路線バスの窓越しに函館近郊の「戸井線跡」を見て、今回の計画を思いつきました。

それは、函館から大間に船で渡る・・・つまり、青函トンネルの別ルート候補を辿るというもの。

 

そして、今回も強い雨の中、宿泊ホテル近くで居酒屋を探すことに・・・
見つけたのか、「みちのく」という居酒屋。
店内を覗くと、観光客らしき人はいない。

久しぶりの“さすらいの一杯”は、ここに決めました。
美味しかったのは、つぶ貝と水ダコのお刺身。

(帰りに、つぶ貝の大きな貝殻をいただきました)

そして・・・翌朝(7月1日)。
リュックを背負い、函館駅に向かいました。

このバス(8時15分発、320円)で、函館フェリー・ターミナルに向かいます。


左手に、青函連絡船「摩周丸」が見えます。

そして、貨物用線路も・・・

曇り空ですが、一部に青空も見え、空模様は回復傾向。

8時35分、フェリー・ターミナルに到着。

ターミナルに入ると、目の前に、このような案内が・・・

なに!?  欠航 !?

なんでも、到着地の「大間港」の天候がよくないとのこと・・・

空模様は回復傾向なので、期待しながら16時の便を待つことにしました。

9時38分、いい感じの青空になってきました、

ただ、風は強い !!

この船(津軽海峡フェリー、大函丸)が、大間港行き。

でも・・・16時まで長い。

「フェリー弁当」の販売開始は、10時と書かれています。


10時になると、「さけ弁当(360円)」と「限定ゴールデンカムイ/サッポロクラシック缶」を購入。

発券カウンターの女性の話では、16時の便については天候調査中で、運航するかどうは12時半過ぎにわかるとのこと。

弁当を食べ、じっと待ちました。

この缶、“北海道限定”ということで、しっかり記録・

青空を見上げながら、16時の運行は大丈夫・・・と。気持ちが盛り上がります。

カウンターの女性が、玄関に向かって走って行きました。

追いかけると、このようなことに・・・

そして、発券カウンターにも、このような案内が・・・

がくっ・・・と力が抜けました。

結局、16時発のフェリーも“欠航”が決定 !!

 

すぐに、宿泊予定の下風呂温泉「まるほん旅館」に電話をして、事情を説明しました。幸い、キャンセル料は発生しませんでしたが、しばらく、ボ~っ・・・としていました。

 

次の日の宿泊地も決まっていたので、とにかく、本州に渡らなければなりません。

青森行きは、17時30分。これは、運行されるとのこと。
予定が大きく狂って、かなりショックを受けながら、函館湾を眺めながら、時間をつぶしました。
強い風が、全身のエネルギーを吹き飛ばしていきます(涙)。

 

結局、函館港と大間港の船旅、そして、「大間線跡」巡りは、次回のお楽しみとなりました。