苫小牧駅から鵡川(むかわ)駅を結ぶ日高本線。
「本線」としては、全長30.5 kmと最も短い路線です。
かつては、襟裳岬の太平洋沿岸に沿って、
様似駅まで146.5 kmの結ぶ路線でした。
最初の「勇払駅」を出て、「浜厚真駅」に向かいます。
「浜厚真駅」です。
「浜厚真駅を後に、次の「浜田浦駅」に向かいます。
「浜田浦駅」です。
「浜田浦駅」を発車し、次の「鵡川駅」に向かいます。
現在、ここが終着駅。
「鵡川駅」駅舎。立派な造りです。
「鵡川駅」の内部。
かなり広いスペースです。
駅舎を出ると、歓迎のアーチが迎えてくれます。
この先、さらに116km先まで、線路が伸びていたのですね。
鵡川駅から先は、2015年1月7日から8日にかけて、猛烈に発達した低気圧が北海道を直撃。これに伴う高波による土砂流出の影響で、鵡川駅 - 様似駅間が不通となりました。
続いて、2015年9月12日の台風17号による影響で、豊郷駅 - 清畠駅間と厚賀駅 - 大狩部駅間で路盤流出が発生。
さらに、2016年8月17日の台風7号、21日に台風8号、23日の台風9号が立て続けに北海道に上陸し、さらに被害が発生。
そして、5年以上、復旧することなく、2021年4月1日に、鵡川駅 - 様似駅間 の鉄道路線が廃止となりました。