「のと鉄道」は,七尾駅と穴水駅間を結ぶ路線.
能登半島の内側(七尾湾)の海沿いを走ります.
終着「穴水駅」に近い駅が,なかなか魅力的.
「能登中島駅」
ここ能登中島駅構内の側線には,
珍しい青色車両が保存されています.
「オユ10形郵便車」です.
現在,2両が保存されています.1両(2555)は,中央郵政研修センターに,
もう1両(2565)は,もともと能登線「甲駅」こ保存されていましたが,
2005年4月の廃線に伴い,能登中島駅構内に移設されました.
駅のおじさんにお願いすると,鍵を開けてくれて中を見学できます.
車内は,小さな郵便局.
棚には,古い封筒やハガキが残っています.
駅舎を出てると,徒歩圏内に
新鮮な牡蠣(カキ)を食べることができるお店があります.
「能登鹿島駅」
ホームに沿って何本もの桜の木が植えられているので,
シーズンには桜のトンネルができ,
「能登さくら駅」として親しまれています.
また,気候条件が良ければ,
七尾湾の向こうに立山連峰が見えます.
「穴水駅」
かつては,七尾線(輪島駅まで)と能登線(蛸島駅)の分岐点.
輪島間は,2001年4月に廃止.
また,蛸島間は,2005年に廃止されました.
「穴水駅」から北に約400mの線路が凝っているとのこと.
線路の終わりまで歩いてみよう・・・と思っています.